[RSS] [通常形式]
このページは、CSS 対応ブラウザで最も良くご覧頂けます。

= 今日の謎 =
All bellow are written by やむ.

[<前月] [2001/08/07の内容を表示中] [次月>] [戻る]


2001/08/07 03:36:47   今日の一言: (( 21世紀最初の8月6日を迎えた。 ))

[第 00910 回]
東京は曇天模様、広島の空も曇っていて薄暗い。まるであの日の朝を忘れたかのように…。
ギラギラ照りつける太陽、どこまでも晴れ渡り、暑い1日を予感させるあの朝を…。

昨年、20世紀最後の平和祈念式典(平和記念式)には幸運にも参列することが出来た。
しかし今年も仕事で参加できなかった。
通勤途中の電車の中、多少時間のズレはあったかもしれないけれど、ひとり黙祷を捧げる。
いつも誓う言葉。でもそれが毎年どこまで出来たかと言うと、殆ど出来てはいない。
自分のことばかり考えて馬鹿か。と、最近の自分に腹が立つ。涙が出る。
発狂しそうなくらいに孤独だと嘯くのなら勝手に発狂していればいいし、そうでないのなら
やることがある筈。自分のことだけ考えてうめいているだけじゃ何も進まない。
…簡単に出来ることから始めよう。いきなり大きな目標ばかりじゃどうにもならない。
大きな目標だとは思えなかったけど出来なかったのであれば、それは自分にとって過大な
目標だったということ。

「生ましめん哉」 毎年思い出す一片の詩。
これ程までに生命の誕生を、そして人間を美しく感じられた詩はかつてなかったと思う…。
これって、英訳されているんだろうか。
そう思って広島ピースサイトの英語ページを見てみたら、当然されていた。
しかも自分じゃとっても適わない程の素晴らしい訳…。(当然だけど)
好きな詩を少しでも多くに知って貰いたい。そんなのでも良いのかもしれない…
既に英語で「生ましめんかな」の朗読等も行われているという。
まだまだやれることはある筈。こんな人達だっている。場所は問題じゃない。
それにしてもあの赤ん坊のモデルがご存命だったとは…(涙)
いつ読んでも涙が出る…






生ましめんかな

We Shall Bring Forth New Life
栗原貞子(1913〜)作Written by KURIHARA,Sadako(1913-)


こはれたビルデングの地下室の夜であつた。
原子爆彈の負傷者達は
暗いローソク一本ない地下室を埋めていつぱいだつた。
生ぐさい血の匂ひ、死臭、汗くさい人いきれ、うめき声。
その中から不思議な声が聞こえて來た。
「赤ん坊が生れる」と云ふのだ。
この地獄の底のやうな地下室で、
今、若い女が産氣づいてゐるのだ。
マッチ一本ない暗がりの中でどうしたらいゝのだらう。
人々は自分の痛みを忘れて氣づかつた。
と「私が産婆です。私が生ませませう」と言つたのは、
さつきまでうめいてゐた重傷者だ。
かくて暗がりの地獄の底で新しい生命は生れた。
かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまゝ死んだ。
生ましめんかな
生ましめんかな。己が命捨つとも。


It was night in the basement of a broken building.
Victims of the atomic bomb
Crowded into the candleless darkness,
Filling the room to overflowing -
The smell of fresh blood, the stench of death,
The stuffiness of human sweat, the writhing moans -
When, out of the darkness, came a wondrous voice.
"Oh! The baby's coming!" it said.
In the basement turned to living hell
A young woman had gone into labor!
The others forgot their own pain in their concern:
What could they do for her, having not even a match
To bring light to the darkness?
Then came another voice: "I am a midwife.
I can help her with the baby."
It was a woman who had been moaning in pain only moments before.
And so, a new life was born
In the darkness of that living hell.
And so, the midwife died before the dawn,
Still soaked in the blood of her own wounds.
We shall give forth new life!
We shall bring forth new life!
Even to our death.




原爆の日
・広島は今日、今世紀最初の原爆の日を迎えた。そして市長の平和宣言
 核兵器という人類最大最悪の遺産を残したまま新世紀を迎えてしまったことに対する
 懸念と決意とが伝わって来る。世界中に徐々にそのメッセージが伝わりつつあること
 に希望が見える。まだまだやること、やれることは沢山ある…
・広島長崎、そして首都圏の高校生らが企画した国際集会が広島で開かれ、世界各国の子供
 達が参加したという。彼らの発する平和を希求するメッセージが、何とも嬉しく、心強く、
 そして自分も何かせねばという気持ちが強くなる
・原爆の日から56年も経った今日、未だに被爆者手帳を申請する人が後を絶たず、新たに
 1465人が申請したという。理由は人それぞれで、いつもながら何とも言えない事情が胸を
 打つ。戦後というのは何なんだろうか…

ニュース
・靖国参拝に賛否両論集まる中、首相は依然「各方面の意見聴き熟慮中」とのこと。果た
 して、熟慮の結果どうなるのか
・明石の花火大会での事故で、負傷者が185人に達することが分かった。これだけの事故と
 なったにも関わらず、まだ責任のなすりあいが続いているのだろうか。これではいつま
 で経っても事故の教訓は生きず、また同じことが繰り返される…
・何と、玉川学園高等部の野球部部室が全焼したという。弟が昔所属していたのはサッカー
 部だから直接大きな問題はないけど、こういうことがあると心配になる…
鳥取市白兎海水浴場沖にサメが19匹現れ、うち19匹は人を襲う種類ということで、海水
 浴客が避難し暫く遊泳禁止になるという騒ぎが起きた。「因幡の白兎」の舞台であるこ
 とから神話の再現などと言われているけど、あれって「サメ」と言いながら「ワニ」の
 ことじゃなかったっけ? 方言だか昔の言葉だったかで…
・イタリア人医師が、外国か海上ででもやると宣言して、200組カップルでクローン人間
 の準備中というニュース。ちょっと表現がオーバーだけど、それ位インパクトある話で
 はある…。どこかが禁止したって、結局誰かがやる。それだけなんだろうな…
英語を話せないアメリカ人が急増らしい。移民かぁ。Immigrant Song 思い出す…(謎?
ボカに移籍したばかりの高原が紅白戦で初ゴールとか。うーん。凄い凄い。最近こうい
 う話が多くていいことだよねー
CodeRed の被害は東京めたりっくだけに及ばず広範囲に亘っているようだが、更に進化
 した新種も登場とかで、これからもまだまだ被害拡大しそう。パッチ当てようよ…
・セキュリティと言えば、IE5.5 の SP2 が出たそう。日本語版は8月中ということで、
 結構な数の問題の対応があるみたいだから要チェックだな
サミーが Dreamcast のメインパーツ開発会社を買収だとか。まあ、どんな形であれ生き
 残るってのはいいことだ
VAIO J に液晶ディスプレイタイプが追加か…

Bookmark
・「日記才人」 文字通り、日記サイト。数々の日記を集め、人気日記ランキングなんて
 ものまである。何だかなーって気もするけど、もしかしたら面白いのかも。ちょっとだ
 け気になるので、何となくブックマーク
・「レビュージャパン」 素人さん達が自分の書いた書評を持ち寄るサイト。こういうのも
 ありなんだなぁ。というか、みんな本が好きなんだなぁ…。自分なんか本好きの風上ど
 ころか風下にも置けないな、きっと…(死
・ちょっと色々なところからたぐってみた…。上空通過…(謎)
・「Snowtree わたしの頭蓋骨の下」 SF、特にミステリ好き(?)な人の、とにかく本好き
 なページ。これだけ本が好きっていうとやっぱり凄いなー。やっぱり我なんか似非本好き
 だなーって思ってしまう…(汗) 精進せねば(何を?
いつの間にか作られていた自分のページ…らしい…(謎汗苦笑)


今日は、会社で全社基幹ネットワークが死滅してエライことになった。
しかも復旧の見込みなし。こういう仕事ではかなり致命傷。
やはり工場が夏休みというのは痛い。それ以外にも色々あって、疲れる月曜日だった…。

それから、PSO。初めて泥棒に遭いました。
メインの武器のピックと、フルカウントのメセタ。
いきなり弱くなって、お金もなくなって、新鮮な気分(^^;
というか、すぐに Where is my weapon? とわざとらしく聞いたら、さっさと奥の部屋に
走っていって、そこからパイプ使って街に逃げたもんだから、追っかけたら消えた(笑
ピックは予備あったから、これからゆっくり強くしてけばいいし、メセタも何とかなる
でしょー。問題は属性。また遺跡連れてって貰わないと〜。というか、時間が…(汗


もっと気楽に。
今までずっと気楽に生きてきて、ずっと精神構造が変わっていないもんだから、今こんな状態。
それじゃマズイってことに気付いて、早く年齢相応になるべく焦ってるんだと思うよ。
というか、表向き平然としていても、実際は憎悪、嫉妬、怒り、悲しみといったネガティブな
感情が渦巻いていて、それらを無理矢理抑え付けて生きてる。毎日何度も無意識に出て来る溜
息はそれらの感情が抑圧された結果吐き出されるものだろうし、寝る時に文字通り胸を掻き毟
るほどの苛立ちと無力感とに襲われるのもきっとそのせい。気楽に生きられたらいいんだけど、
そうしてお気楽ご気楽に生きてきた結果がこれなもんだから、絶望する以外に何をしたらいい?
何をしたらって考えて行動しても全て裏切られ続けて来たんだから、これ以上何を? という
精神状態。というか、今までホント何もしてなかったお陰で、何をどうしたら良いのかすら分
からないから迷走を続けるだけで、どうにもならない。色んな人に色んな話を聞いていると、
自分が今まで何もしていなかったってことが嫌と言う程分かる訳だけど、じゃあどうしたら?
というのは見えて来ない。自分のことなんだから当然なんだけど。取り敢えず、ネガティブな
感情の殆どが自己中心の考えから来るもので、そもそもこんなことにばかり気を取られている
というのは、自己中心以外の何者でもない。実際のところ、自分のことだけ考えていたって結
局は自分の為になりはしないんだろうな。裏切られるも何も自分のことしか考えない行動に対
して何かあるって方がおかしいんだし、今までだってそんな即物的行為の結果何かを得たなん
てことは殆どありはしない。自分以外のことだけ考えていた方が、結果として何かしら多少で
も良いことがあった筈。…とか思ってもやっぱり無意識に色々考えてしまっては苦しくなる…。
 The fire burns for better days
 And she screamed why oh why
 I said I don't know
 The catastophic hymns from yesterday
 Of misery

good days と言うより、控えめな better days という言葉に涙しそうになるのは何故だろう?


The emptiness will fill your soul with sorrow
 'Cause it's not what you make it's what you leave

BGM: "Misery" by GREEN DAY

[<前月] [2001/08/07の内容を表示中] [次月>] [戻る]



SimpleDiary 3.51 (C)1998-1998-2007 HUNTER Creative
Scripts/HTMLs are all written by Yum.
Any questions must go to MASTER :-).
■カレンダー■
2001 年 8 月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
- - - - - - -
■簡易検索■

※スパム対策の為に128バイト制限中です
■最新の一覧■
■過去の一覧■
2021/08 の一覧
2021/01 の一覧
2020/10 の一覧
2020/08 の一覧
2020/07 の一覧
2020/06 の一覧
2020/05 の一覧
2020/03 の一覧
2020/02 の一覧
2020/01 の一覧
2019/12 の一覧
2019/11 の一覧
2019/10 の一覧
2019/09 の一覧
2019/08 の一覧
2019/07 の一覧
2019/06 の一覧
2019/05 の一覧
2019/04 の一覧
2019/03 の一覧
2019/02 の一覧
2019/01 の一覧
2018/12 の一覧
2018/11 の一覧
2018/10 の一覧
2018/09 の一覧
2018/08 の一覧
2018/07 の一覧
2018/06 の一覧
2018/05 の一覧
2018/04 の一覧
2018/03 の一覧
2018/02 の一覧
2018/01 の一覧
2017/12 の一覧
2017/11 の一覧
2017/10 の一覧
2017/09 の一覧
2017/08 の一覧
2017/07 の一覧
2017/06 の一覧
2017/05 の一覧
2017/04 の一覧
2017/03 の一覧
2017/02 の一覧
2017/01 の一覧
2016/12 の一覧
2016/11 の一覧
2016/10 の一覧
2016/09 の一覧
2016/08 の一覧
2016/07 の一覧
2016/06 の一覧
2016/05 の一覧
2016/04 の一覧
2016/03 の一覧
2016/02 の一覧
2016/01 の一覧
2015/12 の一覧
2015/11 の一覧
2015/10 の一覧
2015/09 の一覧
2015/08 の一覧
2015/07 の一覧
2015/06 の一覧
2015/05 の一覧
2015/04 の一覧
2015/03 の一覧
2015/02 の一覧
2015/01 の一覧
2014/12 の一覧
2014/11 の一覧
2014/10 の一覧
2014/09 の一覧
2014/08 の一覧
2014/07 の一覧
2014/06 の一覧
2014/05 の一覧
2014/04 の一覧
2014/03 の一覧
2014/02 の一覧
2014/01 の一覧
2013/12 の一覧
2013/11 の一覧
2013/10 の一覧
2013/09 の一覧
2013/08 の一覧
2013/07 の一覧
2013/06 の一覧
2013/05 の一覧
2013/04 の一覧
2013/03 の一覧
2013/02 の一覧
2013/01 の一覧
2012/12 の一覧
2012/11 の一覧
2012/10 の一覧
2012/09 の一覧
2012/08 の一覧
2012/07 の一覧
2012/06 の一覧
2012/05 の一覧
2012/04 の一覧
2012/03 の一覧
2012/02 の一覧
2012/01 の一覧
2011/12 の一覧
2011/11 の一覧
2011/10 の一覧
2011/09 の一覧
2011/08 の一覧
2011/07 の一覧
2011/06 の一覧
2011/05 の一覧
2011/04 の一覧
2011/03 の一覧
2011/02 の一覧
2011/01 の一覧
2010/12 の一覧
2010/11 の一覧
2010/10 の一覧
2010/09 の一覧
2010/08 の一覧
2010/07 の一覧
2010/06 の一覧
2010/05 の一覧
2010/04 の一覧
2010/03 の一覧
2010/02 の一覧
2010/01 の一覧
2009/12 の一覧
2009/11 の一覧
2009/10 の一覧
2009/09 の一覧
2009/08 の一覧
2009/07 の一覧
2009/06 の一覧
2009/05 の一覧
2009/04 の一覧
2009/03 の一覧
2009/02 の一覧
2009/01 の一覧
2008/12 の一覧
2008/11 の一覧
2008/10 の一覧
2008/09 の一覧
2008/08 の一覧
2008/07 の一覧
2008/06 の一覧
2008/05 の一覧
2008/04 の一覧
2008/03 の一覧
2008/02 の一覧
2008/01 の一覧
2007/12 の一覧
2007/11 の一覧
2007/10 の一覧
2007/09 の一覧
2007/08 の一覧
2007/07 の一覧
2007/06 の一覧
2007/05 の一覧
2007/04 の一覧
2007/03 の一覧
2007/02 の一覧
2007/01 の一覧
2006/12 の一覧
2006/11 の一覧
2006/10 の一覧
2006/09 の一覧
2006/08 の一覧
2006/07 の一覧
2006/06 の一覧
2006/05 の一覧
2006/04 の一覧
2006/03 の一覧
2006/02 の一覧
2006/01 の一覧
2005/12 の一覧
2005/11 の一覧
2005/10 の一覧
2005/09 の一覧
2005/08 の一覧
2005/07 の一覧
2005/06 の一覧
2005/05 の一覧
2005/04 の一覧
2005/03 の一覧
2005/02 の一覧
2005/01 の一覧
2004/12 の一覧
2004/11 の一覧
2004/10 の一覧
2004/09 の一覧
2004/08 の一覧
2004/07 の一覧
2004/06 の一覧
2004/05 の一覧
2004/04 の一覧
2004/03 の一覧
2004/02 の一覧
2004/01 の一覧
2003/12 の一覧
2003/11 の一覧
2003/10 の一覧
2003/09 の一覧
2003/08 の一覧
2003/07 の一覧
2003/06 の一覧
2003/05 の一覧
2003/04 の一覧
2003/03 の一覧
2003/02 の一覧
2003/01 の一覧
2002/12 の一覧
2002/11 の一覧
2002/10 の一覧
2002/09 の一覧
2002/08 の一覧
2002/07 の一覧
2002/06 の一覧
2002/05 の一覧
2002/04 の一覧
2002/03 の一覧
2002/02 の一覧
2002/01 の一覧
2001/12 の一覧
2001/11 の一覧
2001/10 の一覧
2001/09 の一覧
2001/08 の一覧
2001/07 の一覧
2001/06 の一覧
2001/05 の一覧
2001/04 の一覧
??/??/? の一覧
2001/03 の一覧
2001/02 の一覧
2001/01 の一覧
2000/12 の一覧
2000/11 の一覧
2000/10 の一覧
2000/09 の一覧
2000/08 の一覧
2000/07 の一覧
2000/06 の一覧
2000/05 の一覧
2000/04 の一覧
2000/03 の一覧
2000/02 の一覧
2000/01 の一覧
1999/12 の一覧
1999/11 の一覧
1999/10 の一覧
1999/09 の一覧
1999/08 の一覧
1999/07 の一覧
1999/06 の一覧
1999/05 の一覧
1999/04 の一覧
1999/03 の一覧
1999/02 の一覧
1999/01 の一覧
1998/12 の一覧