結局、借りたベルセルク全部読んじゃいました（謎爆）
しかも連続照れ放題完走達成！（爆）
さておき…。
何と、NTT DoCoMo の「ｉモード」サービスが「＠Nifty」を抜いて
国内最大のプロバイダになったとか！ これはエライことになりま
したね… ＞富士通サン、日商岩井サン、それから日本電気サン（笑
これは完全に消費者の求めるサービス形態がより利便性の高い、よ
り本来のコミュニケーションと情報サービスに向いた形態に推移し
ていることを意味してますね。パラダイムシフト。今後は、既存の
ISP も既存事業の延長だけではやっていけないようです。勿論、こ
んなことは BtoB では当たり前。でも、遂に BtoC にも大きな波が
やって来た…そんな気がしますね…。コンテンツもより機動性が高
く、ニーズに合ったものを開発提供していく必要がある。当たり前
とは言え、それをいち早く具体的に実現したのがｉモードだった…。
意外とは言え、これは事実。見習うべきことは多いです。
12日(土)の朝日新聞に、漫画やセル・アニメーション映画（以降、
不本意乍らアニメと略）等のキャラクターを用いたパロディー作品
やそれらを著作物から直接引用貼り付けした文章系作品といった、
所謂オリジナルでない同人誌について、「同人誌と著作権」という
批評欄があった。この同人誌というものには４〜５年前までは積極
的には関わりたくなく、全くどんな世界かは知らなかったが、ここ
近年どんな世界なのかということについては分かるようにはなった、
ような気がする。どうも最近のそれは、大正から昭和にかけて存在
していた所謂同人誌というものとは随分雰囲気や性格が異なり、そ
の多くは何か他者の作り上げたキャラクターをモチーフに、それら
それらを自分の思うが侭に動かすような作品を作ることで、それら
に込めたそれぞれの独特な愛情や思い入れを昇華させているように
思える。オリジナルの作品についても、基本的な部分は似ているよ
うに思える。これは漫画やアニメに限らず、小説やコンピュータの
ソフトウェアにも同じことが言えるような気がする。但し、ハード
ウェアの同人ものだけは、本当の意味でのオリジナリティが感じら
れるものが、たまに…ある。それはともかく、今の同人誌と言われ
る作品について回る問題のひとつに著作権がある。実際、評論欄に
書かれた事実を読むまでもなく、コミケット主催の昨年の即売会イ
ベントでは、任天堂の「ポケットモンスター」のパロディー漫画の
作者が著作権法違反で逮捕されている。これは内容が本来のキャラ
クターの性格や対象ユーザを著しく害している為（と記憶している）
著作権者たる任天堂が作者を訴えたことがきっかけになっている。
批評欄では、同人誌と著作権についてそれらの関係を考えるシンポ
が東京ビッグサイトで開催されたということで、その時の内容をま
とめたものが書かれている。第一部では引用について話し合われ、
小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」（個人的には大っ嫌いだ）の
係争が引き合いに出され、引用については正当な理由と真の意味で
引用であると認められるような（※意訳）ものであれば問題ないと
いうのが今後の流れということだ。出典明記など、文章引用と同じ
原則が適用されるという。次に、パロディーと著作権について話し
合われたようで、これにはフランスの著作権法が紹介されるも、結
局日本の法律にはパロディー使用に関する明確な条文がないという
ことで、現状ではどこからどこまでが著作権侵害なのかは微妙なの
だそうだ。高河ゆんという漫画家はプロでありながら同人誌も発行
している（他にも沢山いるみたいね。最近は）が、権利者にイヤだ
と言われたらやめると、パロディーには何かしらの抵抗は感じてい
るようだし、いしかわじゅんさんなど儲けが出るまで売ることに対
する抵抗があるという意見もあった。が、しかし結局、何が著作権
違反なのかは不透明なままであり、パロディーを描く側の節度と覚
悟、自分の作品に対する責任（本文ではこのような言い方はしてい
ない。意訳）が必要としている。結局、現状では、著作権者を怒ら
せないこと。これが基準なのかもしれない。
【参考】
朝日新聞（2000年2月12日(土)付 11頁「学芸 批評の広場」）
※隣のページには椎名林檎の特集がありました（謎笑）
あの、女児誘拐監禁９年間の犯人って、母親は奴隷、さらった女の
子はペットにしか感じてなかったって感じだね…。ああいう人間が
いるってのは怖い…。差別するつもりはないけど、やっぱりね…。
