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2011/04/04 04:55:11 今日の一言: (( 桜 / 日常を取り戻す ))
日曜日は一気に冷えた。
土曜日も気温は高かった筈なのに曇り空で風もあったせいか、少し肌寒かった。
それでも、そんな中でも近所の桜は少しずつその淡い桃色の花を付け始め、たった1日で更に蕾が膨らみ始めて来た。
少しずつ春を感じる、そんな肌寒くも暖かい4月最初の週末。
ほんの数週間前の大地震以来、身の回りの世界は大きく変わってしまったけれど、自然は何も変わらないかのような姿を見せてくれる。
それが生きるものに勇気と安心を与えてくれると思うのだ。
被災者の方々や、余波で仕事を失った方々、被災地や各地で救助・復興・被災者支援に勤しんでいる方々、原発で昼も夜もなく先の見えない危険な作業に命懸けで身を挺して作業している方々がいることを知りながら、とてつもなく後ろめたいのだけど、今週末は改めて日常を取り戻そうと思った。
5月は結婚式ラッシュで、2週目に友達の結婚式、そしてさらに友達の結婚式二次会。
そして極めつけは3週目に弟の結婚式がハワイであるので1週間あちらに…。正直、準備と費用が大変………。
そしてまた以前からやらないといけないことも山積みで、未だ家の中の片付けも殆ど進められていない有様。
一部進んでいたのだけど、先日の地震でリセット。
先は長い…。
と言う訳で、色々と考えることも多いのだけど、まずは身の回りを片付けていかないとそれより他のことを考え続けるのは難しいと、一旦日常を取り戻すことにした。
ここのところの頻発する地震や原発の報道、はたまた放射能云々といった問題で相方さんも精神的に参っているし、日常や少しの息抜きは大事だから。
そう言う訳で、まずは土曜日。
昼間の新宿はもう地震前とほぼ変わらず、街にもデパートにも家電店にも人が以前のように戻って来ているように感じた。
母親と、とある品物の受け渡しや買い物に付き合う用事があったので、まずはデパートで昼ご飯。鮨屋を選んだのだけど、予想以上に量もあったし、何より本当に美味しかった!
色んな話をしていたらあっという間に1時間半が経過。その後買い物に付き合ってあげたりしたのだけど、ご飯も買い物もとても喜んでくれて、本当に良かった。
母親も仕事を失ったり身体のこととか日常の問題がある中で今回の原発事故に伴う色々な不安が続いているので、たまにはこういうこともないとね!
その後は相方さんと買い物を続け、Xperia arc のハードカバーやその他色々を購入。最後に1時間だけ歌って、地元の EXCELSIOR で休憩した後に買い物して帰宅。
帰宅したらすぐにご飯の仕度して夕ご飯。
食べたらとても眠くなって…早々と寝てしまった…のだけど、自分だけ夜中に起きて日記書いたり色々やることやったりして最後に寝たのは明け方だった…;
日曜日は前日やろうとして出来なかったことなど。
散髪や買い物、来月の準備。あとはまたスマホの問題対応とか?
夜は、近所の小さなイタリアンのお店に。
もう10年以上通りがかっていた店なのだけど、まさか国内40店舗以上、米国支店もある大チェーン店の本店だったとは。近所に数店舗あるのは知ってたけど、まさか全国区だったとは。
食事はどれも本当に美味しくて、お酒も美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまい、帰宅すると暫く動けず…。
その後また寝てしまい、また自分だけ起き出して来て、家計簿やら連絡先整理やらビデオ整理やらその他やることの続きをしたり。
でも PC の調子が… arc が突然繋がらなくなった…とかやってるうちに遅くなってしまった…;
ところで、近所の店の状況とか。
今はもうカップ麺も食パンも米もティッシュペーパーも店頭に戻って来た。一部購入制限はあるけど、山積みになっているのを見るのもそう珍しくなくなって来て、買い物客に安心を与えていると思う。
牛乳は放射能の影響か、余り見慣れない会社の牛乳が大量に見られるようになった。小売店も色々大変な中、何とか店頭に並べる品数を確保しているといったところなのだろう。
野菜は難しい。微妙なところで、産地が気になる野菜もまだ店頭に見られるけれど、そうではない品物が増えてきた気はする。本当は余り気にせず皆買ってあげられると良いのだけど。
そんな中、圧倒的に品物が足りていないのは、やはり水。
水のペットボトルはどこに行っても、いつ行っても、店頭で見ることはない。1人1本と書かれた札があるだけで、商品はいつも見ない。
たまに小さいサイズのを見掛けることもあるけど、それも稀。硬水ならある…ということもあるけど、それでは…。
もう水道水も十分問題ない筈なのだけど、気になる人には気になる訳で、この状況はちょっとやそっとじゃ改善しない気がするのだけど、どうだろうか。
水道局も色々頑張ってくれているようで、だいぶ影響を受けなくなってきたし、大雨がないからか水質の改善も著しい。セシウムが残るのを気にする人も多いとは思うけど。
ああ、でも何だか、こういう久し振りの「日常」は悪くない。
自分は余り放射能だとかそういうことに不安は抱かないけれど、今後の経済的なことや目の前の準備や片付け、或いは将来設計などはずっと気になっているし、今回の震災による今後の生活設計にも多少なり不安を抱えている。
それから直接ではないにしろ、今回の震災の影響は間接的に自分にもストレスを与えているということにも気付いた。
色々やらなくてはならないし、考えなくてもならないのだけど、自分の周りにも迷惑掛けることになるからたまにはストレスを発散させないとね。
あれ以来、日常を取り戻すことすら難しい、或いは永遠に無理ではないかと思える多くの方々が、少しでも早くそれぞれの日常を取り戻せることを願って…
まずは軽いところから。
・ずっと男性だと思っていた女性漫画家ランキング
(http://cache001.ranking.goo.ne.jp/crnk/ranking/026/girlcartoonist/)
・荒木飛呂彦画業30周年&ジョジョ25周年で公式サイト開設
(http://natalie.mu/comic/news/47161)
・英の放射能海洋汚染半世紀…健康被害なくても拭えぬ不信
(http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY201104020358.html)
・「作業員の安全」と「原発収束」と…復旧作業対応に苦慮
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104020496.html)
・ポリマー投入、汚染水流出止まらず 福島第一2号機
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104030113.html)
・放射性物質止まる時期「数カ月後が目標」 細野補佐官
(http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201104030041.html)
・東電社員2人の遺体発見 福島第一原発で津波被災か
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104030070.html)
皆が批判ばかりしている政府や東電、その他関係機関の人達も、そして勿論事故現場で働く人達も、今も必死で多くのことを考え、或いは過酷な環境で日夜働いてくれている。
自分も含め何もせず見ているだけの人に批判めいたことは出来ない筈だ。
そしてそんな中、津波で亡くなったと思われる人達が原発で見付かった。これまで内部に入ることも出来なかったため、亡くなってからもずっと誰にも行方を知られず現場に残されていた方々だ。彼らは地震発生後に様子を確認するという任務のために地下に入って津波の被害に遭ったらしい。仕事とは言え、危険の中で職務を遂行し、このようなことになってしまった方の安息を祈りたい。
原発に限らずそういった方々は沢山いる。その方々にも同じことを祈らずにはいられない
・大気中の放射線量、わずかに下がる 文科省調査
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104030092.html)
微減は続いているのだけど、その
減少が思ったよりもゆっくりなの
は何故なのだろう?
・下水道復旧は数年かかる見通し 沿岸部に集中、被害深刻
(http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201104020353.html)
そういうことか…。
思ったよりも厳しいのだな……
・孫正義社長、100億円寄付 引退までの役員報酬も
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104030199.html)
偽善でも何でも良い。
裏があろうと何でも良い。
金だけでも何でも良い。
本当に素晴らしいと思う
・米航空機飛行中、天井に穴 緊急着陸 乗員1人軽傷
(http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201104030028.html)
こ、これは…恐ろしい………。
全員無事で良かった……
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