[<前月] [2013/03/30の内容を表示中] [次月>] [戻る]
2013/03/30 02:18:58 今日の一言: (( 誕生日 ))
昨日午後からだいぶ暖かく、昨晩など深夜でもコートなしで全く寒さを感じなかった。
今日も朝からかなり暖かく、どんどん暑くなっていく…と思いきや、それも今日まで。
夜になるとすっかり冷え込んできた。昼間は暖かかったのに。だった2日でまた寒くなるとは。
とはいえ、2日前までのように吐く息白く最低気温3℃というような真冬の寒さにまで戻ることはなさそうだ。
寒暖の差の乱高下が激しいのはここ数年の傾向だけど、今年はひとつ大きく違うことがある。
それは、春一番の強風が吹くよりも早く一旦春がやって来たこと。
春というよりも初夏に近い気温が続いた結果、例年より随分早くソメイヨシノなどの桜が早咲きの桜を追うように、慌てたように一斉に咲き誇ったが、春一番はそれよりも尚早かった。
ここ数年の傾向としては桜が咲いた直後に強風が吹き荒れ、満開になったかどうかというところでかなりの花弁が道路に舞い散るといった光景が常態化していた。
急激に暖かくなり突風が吹き荒れ、その余熱を受けて桜が咲いたという感じがする。
お蔭で今年は、満開の週末から1週間経つというのに殆ど散ることなく満開の桜を眺めることができる。
家の窓からすぐに見える公園の桜たち、近所の公園や学校の桜たち、或いは会社敷地に並ぶ桜たち。何れもが未だ見事に咲き誇っている。
それも今日までか。
今朝からだいぶ地面に儚く散った薄桃色の花弁を見るようになり、また見上げると桜の花の間にだいぶ緑が見え始めていた。
休日に桜をまともに観賞できたのは、やはり先週末までだったようだ。
年度末のこの時期…という訳ではないのだけど、最近急遽仕事がまた忙しくなった。
そしてそんな時期にまた誕生日がやって来た。3月29日はいつも忙しい。
30歳近くになった頃からは、誕生日が来るのがいつも嫌で嫌で仕方なかった。30歳になる直前は本当に死んでやろうかとまで思い詰めた。それ以降は毎年が恐怖だった。
かつて40の誕生日だったか、今は亡き父親が自分の誕生日記念に何故か広辞苑を買ってきたのを思い出した。分厚い広辞苑の最後のページに、誕生日の記念に購入したことが書かれていた記憶がある。
あの時はなんでまた広辞苑なんてと思ったものだが、同じ年になると何だか分かる気がする。専らあの広辞苑を使っていたのは自分だった気もするが…。
そんな年齢になる…なんて、実感もないし、まだまだしたくもないのだけれど。
それに、いざその当日を迎えても何も変わらないし、仕事で忙しくしていると全く忘れてしまう。
ただただ忙しさに紛れ、漠然と過ぎゆく日々の中の何も変わらない1日。本当はそんな流されるような日々を送っていては駄目だと思うんだけど。
誕生日といえば、いつもこの年度末で忙しく気付かず過ぎることも多かった訳だけど、そもそも余り誕生日に興味はなくて、寧ろ年齢が嵩むショックの方が最近は多い。子供の頃も、プレゼントに豆電球やら電池、工作用紙をねだるくらいで、今にして思えば欲がないにも程があるといった感じだった。
なので、何が欲しいかとか改めて考えると何も浮かばない。欲しいものは沢山あるのだけど、家とかPCとかピンキリながらも高額なものばかりで…。汗。
それでも色々考えてみたら、こんな感じになった。
・箱根とかの温泉宿でゆっくり
・美味しいお肉
・誕生日当日の新聞記事や雑誌記事、テレビ欄や番組そのものなど、当時の世相が分かるもの
でもまあ、別に値が張る物じゃなくてもいいんだよねぇ。
それはそれとして自分の生まれた日 (1973年3月29日) にあった大きな出来事を調べてみたら、その日、アメリカ軍最後の兵士が南ベトナムから撤退しニクソン大統領がベトナム終戦を宣言したのだそうだ…。
完全に過去の歴史と思っていたのに、そんな日に生まれていたとは…!!
[<前月] [2013/03/30の内容を表示中] [次月>] [戻る]
|