10月になった。
やっと生活が落ち着いてきたけど体調が戻らないので、療養しつつ過ごしている。
職場は異動になったけどこれからのことは不透明なことだらけだし、引き離せない仕事もある。
でも今だけかもしれないけど、とても落ち着いていて、正直助かる。
9月からこっち台風が次々とやってくるし、更に最近は涼しくなったりいきなり暑くなったり日々の気温の変化が激しい。
概ね、台風の影響などで雨が降れば冷えるし、雨の毎日の中でたまの晴れ間が見える日だけ急激に気温が上がるといった感じだ。
今週は雨で涼しいと思っていたら、珍しく晴れた火曜日だけは10月としては数十年ぶりの真夏日。翌日からまた涼しく秋らしい気候に戻った…と思ったら、その翌日はまた残暑の日差しになるのだった。
こういうのも地味に体調に影響してくるような気がする。何せ、体力ががた落ちになっているからなぁ。
土曜日からスタートした10月の最初の週末は、前日最後の日だというのに深夜遅くにタクシーで帰宅となったこと、そしてやっと解放されたという気持ちの緩みがあったせいか、1日中ぐったり何度も寝続けてしまった。
とはいえやらないといけないこともあって、来月に予定されている宅内工事とその影響で使えなくなる室内物干しを何とか解体。軽くコンパクトで動く代替品は先週には届いて火曜日午後出社だったので午前中に汗だくになりながら頑張って組み立てていたので、これで完全に完了。周辺の片付けもこの1ヶ月余りずっとちまちまやっていたけど、これも何とかほぼ完了。
それ以外は殆ど1日中だらだらしてしまい、夜も食べに行くことに。まだ行ったことのない近所にあるフレンチの個人レストランに行ってみたんだけど、なかなか良かった。人と雰囲気が良いというのは味をより良くしてくれると思うよ。値段はかなりのものだったけど。汗。
その先週末は F1 マレーシア GP の予選と決勝があった。
予選の前日にあったフリー走行ではいきなり最初からルノーのマグヌッセンのマシンからオイルが吹き出し続け何度も燃えて大変なことになった。マグヌッセンも間一髪コックピットを脱出したけど、危ないところだった。
そして決勝はスタート直後から大波乱。まずフォーメーションラップでマッサのマシンがスタートできずピットレーンスタートとに。更にパーマーのマシンも何かおかしい。
マッサを除く全台が並び、グリーンシグナル。ポールから飛び出したハミルトンが珍しく好スタートを切って独走態勢を築いたのとは裏腹に、2番手スタートのロズベルクはいきなりフェテルに追突され最後尾に…。そんな混乱の中、最後尾スタートのアロンソはいきなり10台を抜いて、更にそのままするすると前に出てあっという間にポイント圏内に!
その後次々とトラブルが起き、10周しない間にバーチャルセーフティーカーが2回も入るという混乱。これがチャンスになったのがアロンソ、これが不運となってしまったのがバトンだったが…。
レースは進み、完璧な試合コントロールでトップを独走するハミルトンが、同じピット戦略で4番手を走るフェルスタッペンとのタイム差をピットストップウィンドウ以上に広げる走りをしていた最中、突如そのマシン後方から火を噴いたのだった。まさかのエンジンブロー。チャンピオンシップ争いでロスベルクに逆転され、調子の良かった今回更に逆転するべく完璧な週末を過ごしていたのに。本人の悔しさは筆舌に尽くしがたいものだったろう…。
ハミルトンのマシンが火を噴く直前、2−3番手を走るレッドブルの2台は接近戦でトラックポジション争いを繰り広げていた。先を行くリカルドはもう1度ピットに入る必要がるが、後ろを走るフェルスタッペンはそのまま走りきる。明らかに戦略が異なるので必ずチームオーダーが出てフェルスタッペンを前に行かせるものと誰もが思っていた。しかし、リカルドは抜かさせない。何度もブロックし絶対に前を行くことを許さない、力強い走り。本当に大丈夫なのかこの2人は…と思っていたところにハミルトンのエンジンブローがあったのだった。直後2台はピットに入り、その後イーブンの条件で2人は競い合い、そのままレッドブル数年振りの1−2フィニッシュ、リカルドにとっても2年ぶりの優勝というチームにとって最高の1日となったのだった。
一方その後方では3位争いが激化していた。ここ数戦良い走りを続けているもののチームの戦略ミスやマシンの力不足などで最終的に4位止まりとなることが多かったライコネンが表彰台最後の1枠をかけて奮闘していたところに、最後尾から何度もタイヤを替えて遂に真後ろに迫ってきたロズベルクが猛追してきたのだった。そして2台はホイール=トゥ=ホイールでコーナーに差し掛かり、真横に並んだところでロスベルクはイン側から接触、ライコネンを弾き飛ばしたのだった。レーシングインシデントに見えたこの接触は審議の結果、ロスベルクに10秒加算ペナルティが下った。これでまた表彰台争いは分からなくなったが、パワーをセーブしつつも素晴らしいコントロールでライコネンに10秒以上の差をつけてフィニッシュしたロスベルクが最後の1枠を制したのだった。
後方ではマクラーレン=ホンダの2台が揃って入賞し、ダブルポイント。バトンは不運だったがいつもながらの素晴らしい走りで9位、アロンソは幸運も手伝っての7位フィニッシュだった。日本 GP で最新エンジンを搭載したマシンに乗ったらどれくらいのパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。
それにしても、マレーシアは本当にタフで面白いレースだった。お蔭で、数年振りにこんなレースの感想を書いてしまった…。
それはそうと、8月から全くニュースとコメントを書いていない。
適当にスクラップしているニュースあるから、もうコメントなしで載っけてしまおうか。
心の中では沢山コメントしているんだけど、これから全部ちゃんと書くと多分1週間みっちりかかってしまいそう。汗。