日記

表彰台に帰ってきたシューマッハ

ミハエル＝シューマッハ。愛称はシューミ。
ドイツ人初の F1 チャンピオンにして、７回のワールドタイトルを手にした、これまでで最も成功した F1 ドライバー。モナコマイスターの１人でもあり、勝利数、ポールポジション数、その他その他…数多くの記録を持つ。
その一方でその攻撃的過ぎる姿勢が数々の危険行為に繋がることがあり、批判の矢面に立つことが多かった。
ベネトンで２連続チャンピオンを達成してフェラーリに移り弱かったチームを立て直し、５年目にして遂にフェラーリでチャンピオンとなる。フェラーリではそれから５年連続チャンピオンという前代未聞の偉業を達成。
その後の２年間はマシンの問題や不遇もありチャンピオンシップでぎりぎり追い付けず、2006年に引退。引退会見は感動的だった。シューマッハに引導を渡したのは、まだやんちゃな盛りのフェルナンド＝アロンソだった。
そして2010年。前年にマッサを事故で欠いたフェラーリから臨時のドライブオファーがあったことを切欠にモチベーションが復活したのか、自分を育ててくれたチームへの恩返しという意味も含め、メルセデス GP から再デビュー。
マシンの不調や不運、或いはまた体力その他身体機能の低下、長いブランクの間に大きく様変わりした F1 マシンや F1 の世界という要素もあり、僚友の若手ニコ＝ロズベルグにも届かなかったりリタイアやポイントを取れないレースが続く。
往年のファンは応援しつつも落胆した。
しかし、2012年の第６ラウンド、モナコ GP では遂に予選トップタイムを叩き出す。決勝での降格処分が確定していたが、誰もが喜び、サーキット内外で広がっていたシューマッハ引退論は遂に姿を消した。
そして、2012年の第８ラウンド、ヨーロッパ GP では幸運もあったが、遂に復帰後初の表彰台…。ポディウムの頂点ではなかったが、荒れるレースを完走しての３位。
今季は彼にとってタイヤがかなり厳しかったこと、またそれまでのレースがチームやマシントラブルの連続で完走すらできないことが多かったこともあり、とにかく感慨深かった。
レース後に黄旗無視の審議がされその３位の座が危うくなるという報道がされたが、結局問題がなかったことが明らかになりお咎めなし。これで、心置きなく、本当の意味での復帰を祝うことができる。
でも本当の復帰は、やっぱりあの指定席に座ること。即ち、ポディウムの頂点。
何としても、それが見たい。

シューマッハの詳細はコチラ。
・ミハエル・シューマッハ
　(http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/driver/1146.html)
・ミハエル・シューマッハ
　(http://ja.wikipedia.org/wiki/ミハエル・シューマッハ)

スペインのバレンシアで開催された F1 ヨーロッパ GP 決勝で６年振りに表彰台に上ったシューマッハに関する記事はコチラ。
自信のミスもあり、まさかの２台 Q3 落ちしたフェラーリに挟まれる形で 12 番手スタートとなった今回の決勝。
途中のセーフティカーにも助けられたし、ファイナルラップでマルドナードがハミルトンに絡んで目の前の２台がいなくなるといった幸運もあったけど、後半は大勢を押さえて大行列の隊列を率いたり、ラスト数周は誰もがタイヤに限界を感じている中で抜かしにくいサーキットというのに次々とオーバーテイクを続けたことが結果に繋がった。
勿論、これまでの数多すぎるトラブルをなんとかするべくチームが体制を強化した結果完走できたというのも大きい。
とにかく、幸運は引き寄せるもの。最後まで諦めず上を目指したこと、クルマがそれについていったこと。この２つが復帰後初の表彰台に繋がった。
クルマがもっと仕上がって、次は自力での表彰台常連を目指したい！
・メルセデスAMG、ミハエル・シューマッハのサポート体制を強化
・ミハエル・シューマッハ、万全の体制でヨーロッパGPへ
・メルセデスAMG：ミハエル・シューマッハが3位表彰台 （F1ヨーロッパGP）
　(http://f1-gate.com/mercedes-benz/f1_15722.html)
・F1: Schumacher Claims Podium Finish in European GP
　(http://www.benzinsider.com/2012/06/f1-schumacher-claims-podium-finish-in-european-gp/)
・シューマッハー06年以来の表彰台／Ｆ１
・シューマッハー、６年ぶりの表彰台に笑顔＝Ｆ１欧州ＧＰ
　(http://jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012062400237)
・シューマッハー06年以来の表彰台／Ｆ１
・ミハエル・シューマッハ、約6年ぶりのシャンパンファイト
・シューマッハー「表彰台だと気付かなかった」　　：メルセデス日曜コメント
　(http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=41824)
・ミハエル・シューマッハ 「この興奮を味わうために僕はここにいる」
　(http://f1-gate.com/schumacher/f1_15709.html)
・ミハエル・シューマッハ「この時をほんとうに長い間、待ち望んでいた」
　(http://www.topnews.jp/2012/06/25/news/f1/drivers/michael-schumacher/63119.html)
・Michael Schumacher under investigation for DRS incident during European GP
・シューマッハの表彰台に"待った"
　(http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/82424.html)
・シューマッハー、黄旗時のDRS使用で審議対象に
　(http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=41817)
・ミハエル・シューマッハ、F1ヨーロッパGP表彰台はく奪の可能性！
　(http://www.topnews.jp/2012/06/25/news/f1/drivers/michael-schumacher/63090.html)
・ニコ・ロズベルグ「シューマッハが表彰台なんてすごい」
・ミハエル・シューマッハ、F1ヨーロッパGPの3位表彰台確定
　(http://www.topnews.jp/2012/06/25/news/f1/drivers/michael-schumacher/63112.html)
・【ミハエル・シューマッハ復活記念】新作グッズをプレゼント！

ニュース

■トピックス

・ベッテルが2戦連続ポールポジション！
F1 ヨーロッパ GP 予選は、最後の最後まで若手３人がトップ３と思われた…が、時間ぎりぎりで一発走ったフェテルが圧倒的なスピードでポール！
直後ハミルトンが２番手に滑り込み、この抜きにくいサーキットで有利なフロントロウをこの強力な２人が独占することになった

・Ferrari's Alonso wins F1 European GP
　(http://www.newsday.com/ferrari-s-alonso-wins-f1-european-gp-1.3801708)
・F1: Fernando Alonso becomes first repeat winner this season
　(http://www.digitaljournal.com/article/327280)
・Ｆ１欧州ＧＰ決勝、アロンソが２勝目　
・Ｆ１:アロンソＶ、可夢偉リタイア…欧州ＧＰ決勝
・フェルナンド・アロンソ、母国優勝で男泣き
・アロンソが今季２勝目、小林はリタイア　欧州ＧＰ決勝
・アロンソ今季２勝目可夢偉リタイア／Ｆ１
・アロンソ、母国で今季2度目の勝利！
・アロンソ母国Ｖ「人生で最も感動」／Ｆ１
・アロンソが優勝！シュー　復帰後初の表彰台！
・小林リタイア、アロンソ優勝＝シューマッハー３位−Ｆ１欧州ＧＰ
・小林リタイア　シューマッハー復帰後初の表彰台　Ｆ１
・アロンソ、母国で今季2度目の勝利！
　(http://ja.espnf1.com/europe/motorsport/story/82382.html)
・F1ヨーロッパGP 結果：フェルナンド・アロンソが今季2勝目！
　(http://f1-gate.com/result/f1_15708.html)
・F1第8戦ヨーロッパGP、レースレポート
　(http://www.topnews.jp/2012/06/24/news/f1/races/europe-grand-prix/63072.html)
・【速報】F1第8戦ヨーロッパGP決勝結果！
　(http://jp.autoblog.com/2012/06/24/2012-f1-european-gp/)
・【F1 2012 速報】第8戦ヨーロッパGP、アロンソが今季初の2勝目
　(http://www.webcg.net/WEBCG/news/n0000026706.html)
・【F1 ヨーロッパGP】アロンソが今季最初の2勝目ドライバー、シューマッハ3位
　(http://response.jp/article/2012/06/25/176685.html)
・バトルとクラッシュで順位が大きく変動した、F1第8戦ヨーロッパGP決勝リポート！
　(http://jp.autoblog.com/2012/06/24/2012-f1-european-gp/)
・アロンソ母国V、シュー3位。可夢偉は罰則リタイア
・アロンソ「苦しむスペインの人々を笑顔にできれば…」：フェラーリ日曜コメント
・F1第8戦ヨーロッパGP決勝の結果
　(http://www.topnews.jp/2012/06/24/news/f1/races/europe-grand-prix/63062.html)
・フェルナンド・アロンソ「あきらめたら終わり。チェッカーまで戦う」
　(http://www.topnews.jp/2012/06/25/news/f1/teams/ferrari/63138.html)
・感慨に浸るアロンソ、選手権リーダーに
・F1第8戦ヨーロッパGP終了後ランキング、母国優勝のアロンソがランキングでも首位に
　(http://www.topnews.jp/2012/06/25/news/f1/races/europe-grand-prix/63085.html)
しかし結果はまさかの…アロンソ優勝！
11番手スタートだったものの、セーフティーカーをうまく使い、レース再開後にグロージャンを抜き去りトップのフェテルに迫った。
そのフェテルがすぐに謎のスローダウンを喫し、その瞬間にスペインのスタンドを埋め尽くしたスペイン人のヒーローでもあるアロンソを応援する声が一段と大きくなった！
その後、後ろのグロージャンがフェテルに続いてスローダウンしてしまったこともあり、アロンソは危なげなくトップの座を守りきり見事、自身のホームグランプリで優勝！
しかも今季初めての２回目の優勝者となった。
今季はフェラーリの仕上がりがまたしても悪く、そもそも相思相愛でフェラーリ入りして以来マシンの出来は悪い…。
今季もドライバーズチャンピオンシップで１位とは言え、厳しい状況には違いない。
そんな中、11番手スタートとなってしまったホームグランプリ。愛するフェラーリでの優勝は悲願だったろうが、幾ら攻めても優勝は誰も予想できなかった。
しかし、そんな状況だというのに、見事な優勝。
表彰台の中央で涙ぐみながら様々な思いを噛み締めるような表情のアロンソ。そんな彼は見たことがない。
本当に良かった…。
感動。思わず釣られて涙が出そうになった。
本当におめでとう！
本当に本当に良かったよ！！

・キミ・ライコネン「本当は優勝したかった」
・マーク・ウェバー「ポイントがとれて満足」
・「借りは返した」とウェバー
ライコネンの２位も素晴らしかった。遂にやった！　これでチーム内での不仲説や解雇説を払拭できただろう。
そして３位がシューマッハ！！
３人ともがワールドチャンピオン。そして３人ともがフェラーリドライバー。更に２人は一度引退した後の復帰組。
往年のファンにはとてもとてもたまらない表彰台だった…。

・レッドブル：ベッテルがマシントラブルでリタイア （F1ヨーロッパGP）
・レッドブル、トラブルの原因は不明
・ロメ・グロジャン「初優勝だって夢じゃなかった」
・勝利は可能だったとグロージャン
・ルノー・スポールF1、レッドブルとロータスに謝罪
　(http://f1-gate.com/renault/f1_15726.html)
・ポール・ディ・レスタ「1ストップは僕だけだった」
・マクラーレン 「ハミルトンはもっと慎重にマルドナドと戦うべきだった」
・怒りをこらえたハミルトン
・ハミルトン「ライバルも0点だから最悪じゃない」：マクラーレン日曜コメント
・ルイス・ハミルトン「もう母国グランプリに目を向けている」
・フェリペ・マッサ「何もかもダメだった」
・ザウバー：小林可夢偉はリタイア （F1ヨーロッパGP）
・Ｆ１欧州ＧＰ・談話
・可夢偉一時４位もリタイア「残念」／Ｆ１
・可夢偉「4位を走っていただけにすごくがっかり」：ザウバー日曜コメント
・小林可夢偉、2度の接触でリタイア （F1ヨーロッパGP）
・小林可夢偉、次戦F1イギリスGPで5グリッド降格ペナルティ
・小林、次戦は５番手降格＝Ｆ１
・ジャン・エリック・ベルニュに厳罰
・ジャン・エリック・ベルニュ、次戦10グリッド降格＆罰金
・マルドナド「ハミルトンを抜いたら寄せてきた」　：ウイリアムズ日曜コメント
・マルドナドに20秒加算の処分
・パストール・マルドナド、20秒加算ペナルティで12位に降格
・パストール・マルドナード、ハミルトンとの接触で20秒加算ペナルティー
・ダニエル・リチャルド「ペトロフの動きが少し攻撃的すぎた」
今回は余りに多くのトラブルやクラッシュ、接触事故があった。
こんな混沌としたレースになるとは予想できなかった…。
特に絶好調で安定して独走していたフェテル、またそれに続いていたグロージャンが２台とも、ルノーのエンジンに関連するトラブルでマシンが停止しリタイアという衝撃。
ファイナルラップでのマルドナードとハミルトンの接触と両者リタイアも衝撃的だった。
それ以外にもただでさえマシンが不調だったマッサは可夢偉にぶつけられポイントどころじゃなくなったり、その可夢偉もブルーノに当てられマッサに当たりリタイア。
ベルニュはダブルペナルティだし、セーフティーカーも入ったし、不運なドライバー、誰かを不運にするミスをするドライバーが続出する荒れたレースだった…

・えんま王、しつけの「劇薬」？　地獄絵本に子ども釘付け
　(http://www.asahi.com/national/update/0625/OSK201206250046.html)
つい先日こんな話があったばかりで何とタイムリーな。
現代っ子にも「地獄」はまだ効果があるということなのだろうか

・今就いている職業、かつて就いていた職業、小学生の頃にありましたか？
　(http://idle.slashdot.jp/story/12/06/23/0811247/)
「小学生の65％が今はまだ存在していない職業につく」って…マジか。
てか、「データスチュワード」が注目を集めてるって…そりゃなんだ…（；△；
というか、細分化していきゃあそりゃ何でも新しい職業も生まれるさ

・どや！ツイッター発「最強ペンケース」　文具好きが開発
　(http://www.asahi.com/national/update/0625/OSK201206250007.html)
これは凄い。
良く実現する人がいたもんだ

・JINSが日本初のメガネ自動販売機、「JINS PC」が購入可能
　(http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120625_542630.html)
眼鏡の自販機！
これは想像もしなかった。
度なしモデルのみ販売ということだけど、千葉の船橋や宮城の名取に近い方は是非見てみて…

・「局部を調理」イベント、芸術家を告発へ　東京・杉並区
　(http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY201206250163.html)
これ、結局問題になったのか…。
許可とかやっぱり取ってなかったんだな。
ただ、あれはもう猥褻物ですらないと思う。
ただただ、おぞましいだけだ。思い出したくもない

■ニュース

・造反予備軍をランク付け　首相、自ら電話で説得
・首相、造反阻止に「最後まで責任果たす」　衆院特別委
・増税法案賛成「心からお願い」　首相、民主代議士会で
　明日、どうなるのか…
・関西電力、悪天候により大飯原発からの幹線送電線で異常信号
　これ以外にも色々続いている。
　こんなので本当に安全なのか
・守りたかった偽りの「日常」　オウム高橋・菊地容疑者
　「普通の生活を手放したくなかった」か…。
　あの日、地下鉄で犠牲となったり被害を受けた人達にだって、普通の生活はあったんだ
・ＡＫＢ生写真強奪容疑　新たに高校生と大学生を逮捕
　「反省はしているが、今後もファンは続けていきたい」とか、よくもまあいけしゃあしゃあと言えたものだ。
　「便器に頭を打ち付けるなどの暴行を加え」て約 50 万円相当の品を奪い取るという凶行に出るような奴にそんなこと言ってのうのうとしていられる資格があるものか
・ネット通販「ＥＣカレント」、１億５千万円の所得隠し
　これは明らかに問題だな
・米消費者金融をゆするハッカー集団、「まぬけ税」を要求
　確かにかなり「間抜け」なのは疑いようもないが、脅迫して金をとろうというのは下らない卑しい犯罪者に過ぎない。
　それならまだ間抜けの方がマシだ…とは言え顧客の情報を公開されたのはマシでは済まないが
・ソニーとパナ、共同開発で合意　大型の有機ＥＬテレビ
・ソニーとパナソニック、大型有機ELパネル共同開発に合意　
・ソニーとパナソニック、テレビ用有機EL共同開発で合意−2013年内に量産技術確立。印刷ベース
　遂に…しかし大変なのはこれからだ
・トヨタ、ＢＭＷにＨＶ技術提供　電動化で包括提携へ
　やばい
・青色光から目守れ　ＰＣ・スマホで疲れ、遮断メガネ人気
　実際どれくらい疲れるんだろうか
・Oracleの創業者 Larry Ellison、ハワイの島をまるごと購入
　あいつめ…
・Apple、Barron'sの「最も尊敬される企業」番付で3年連続の首位
　それはどうかな。
　というか、尊敬の基準が分からないけど
・中国有人宇宙船、手動ドッキングも成功
　これは、素晴らしい
・イタリア、イングランド破り４強　サッカー欧州選手権
　流石に見られなかったけど、両者無得点のまま PK 戦までもつれ込んだようだから、かなりの激闘だったんだろう…。
　イタリアがこれを制したというのは、個人的にはとてもエキサイティングな気分だ。
　しかしイングランドがここで敗退というのも普通なら考えられないのだけれども。
　それにしても…準決勝はどこが勝ってもおかしくなくて、全く勝敗が見えない！

■コンピュータ関連