7時に起床。4時間睡眠で、眠い。出掛ける仕度をしたり台所とか掃除をしたりしていたらあっと言う間に時間。
保谷近辺の賃貸物件を検索したり、それを電話で伝えたりしていたら、すぐに予定ぎりぎりの９時になった。
急いで出発。禁煙席だったせいで真ん中の席だったけど、時間通りののぞみ号の切符を買えた。良かった。
サンドイッチを買って、新幹線に乗る。グリーン車じゃないから狭い。でもさっさと熟睡モード。
気付けば２時間以上経過して、12時過ぎ。サンドイッチを食べながらこれを書いたり雑誌を読んだり。
13時過ぎに岡山着。倉敷に向かう電車までは余裕だったので、ちとトイレへ。これ本当に天下の岡山駅のトイレ?!(謎苦笑)
結局予定通り早く着いてしまった。A.I.サンに続いて H.T.サンまで急遽来られなくなっちゃって、かなり残念。
でもまあバイトとかその他、２人とも高校生だから、まあ仕方ないか。割と急だったし。
で、昨年のメンバーの中心人物２名を待つこと暫し。14時に I.A.サン、I.T.サンの２人が登場。
って、また抱き合ったりどついたりしながら改札出てくるし…。うーん。相変わらず過ぎ。でもこの後は見慣れた（苦笑
人数が３人と身軽になってしまったので、先にホテルに荷物を置いてくることに。
２人にはホテルの下のミスドで待っててもらって、チェックイン＆荷物整理。部屋は思ったよりはまあまあ。
冷蔵庫がないとか、細かなサービス不足は結構あるけど、まああの安さで文句は言えまい。前払い制で税込み４千円強。
既に盛り上がりすぎな２人に合流して、暫くミスドで喋ったりはしゃいだり。
初めて怪鳥 I.A.サン４姉妹の姉３人の写真を見せて貰ったんだけど…。凄い美人揃いで吃驚。奴も顔立ちはいいしなぁ。
あれだけ美人が揃う家系って…。それはともかく、怪鳥が振り返った瞬間に自動ドアが開いて突風が吹くとか、日常ネタ
以外にもネタが豊富で、暫く店に居座って喋りまくってた…。喋る喋る。凄い凄い。ついてけない程…。くく。
気付くと店内に客は殆どいなくなり、うちらのテーブルだけやたらと騒々しいことに。本当に３人なのか、ここは。
それから、工房IKUKOを目指して美観地区に行くことに。延々バス停で喋ったりしながら待ってたけど、全然バスが来ない
ことに気付く。喋ったりしてたせいですっかり忘れてた。それから美観地区まで歩く。500m。喋りながらだとあっと言う間。
途中怪鳥が元ソフト部だったとか、I.T.サンの日本語不完全疑惑（めしたの問題って…）とか、色々話題がありすぎて記憶不能。
美観地区に着いて、目的地が分からないので、ぶらりと歩く…と、オルゴールの店が見えたので、オルゴール好きとしては
入らねば…ということで入店。オルゴールより先に、イルカその他のガラス細工ばかり見てしまう。結構可愛いのとか沢山
あって、わいわい言いながら見てると、鳥籠に入った怪鳥(?!)を発見。良く知らないけど、あれって、ジブリの新作(?)に
出てくる奴なの？　あのカラスみたいな奴。その写真を撮ったりしてひとしきり盛り上がった後、色々オルゴールを見たり
してみた。まともな高級オルゴールも置いてあって、少し吃驚。相変わらずの値段。ただちゃんとガラスケースの中に入っ
ていて、簡単に音色を聴くようなことは出来なかった。店員に言えば聴かせてくれるらしいけど、そこまですると買わなきゃ
ってことになりそうだったのでやめた。店の奥にはトトロとかのぬいぐるみ、その他のぬいぐるみ、ガラス細工が沢山あって
暫く３人で色々見たり触りまくったりして遊ぶ。でも商品なのにそこまでやっていいんか…。まあ、楽しいので良し（ぉぃ）
いい加減時間を費やしたので、店を出て暫く歩く。目的の場所が分からないので、案内所に入って、聞いてみる。そして、
目的地、工房IKUKOに到着。一応記念写真みたいなものを撮ってみる。折角なのに肝心の本人が写真嫌いで、余り写ろうと
しないけど…。というか、放送部だからってナレーション声とかアニメ調の声はやめて…って容姿がいいから似合うけどさ。
何だか忘れたけど、この辺で握力の話とかしてた。確かバス停のところで３人の握力を調べあったりしてたから、そんな話
だっけ…。ネタが多すぎて忘れた。で、怪鳥は元ソフト部だったから握力はあったらしいんだけど、ここで I.T.サンが昔
ピアノをやってたのにも関わらず、握力を鍛える為の「わきわき」（正式名称知らん）やってないことが発覚！って力入れる
程のことでもないか。芝生の広がる広場のベンチで休憩。遠く向かいのベンチに座る労働者風の男２人が、こっちの３人組
を見てどう思ったことか。こっちの２人は相変わらず誰から見られても意に介さないようなハイテンションとじゃれ合いで
凄いことになっている。更に怪鳥は白猫に会いに行ったり鳩を追いかけたりと、とても19歳の女子大生とは思えない…。
流石は鳥だ。ここでふと I.T.サンがサマーソニックの話題を口にしたけど、一体何かあったんだろうか。確かにやってるけ
ど…。当然のように怪鳥にはこの話題は分からない。暫くそこで喋りまくった後、噴水へ移動。はしゃぐ怪鳥は…今回は何
の失敗もしなかった。玉砕戦隊というのに残念。17時を回っていたので、待ち時間も30分なかったのでバスで駅前に戻る
ことにした。待ちながら携帯の待ち受け画面とかメールとかそんな話をしたりした。結構可愛い待ち受け画面ってあるんだ
なぁ。ここで怪鳥の携帯メールアドレスを教えて貰った。あんなアドレスだったか…(謎)　１年振りのチボリ公園に着いた
のは18時前。イブニングチケットで入園。ぶらりと歩いてから、目的の柚子ソフトクリームを食べる。美味しかった…。で、
外のテーブルだったので、何故か腕相撲大会が。怪鳥、意外に強い。流石は元ソフト部。でも I.T.サンの方は…(？)　と
いうか流石に２人に負けたりはしなかったし、余裕で勝てはしたけど…。うーん。やっぱり筋力が落ちたなぁ…という感じ。
特に左手は予想以上に弱っちくなってきてて、悲しい。て、左でも負けはしなかったけど。それからまた暫く園内を散歩。
１年前の思い出話をしたり、占いコーナーを回ってみたり、カエルの人形に惹かれてみたり、真の怪鳥帽子を見付けてみたり、
部内恋愛だの学校のおかしな友達の話だの学食の話をしたり。カエル風船を諦めるのに必死そうな怪鳥と、結局チボリ巨大
兵隊人形(風船？)を見付けられなくてがっかりな自分と。それから何かに乗ってから出ようということになったんで、とり
あえず観覧車に乗ることにした。その時去年はなかった写真撮影ってのがあって、その時にかけるかけ声が…。何故かその
声と「ちぼり」の合図にダメージを食らう。しかも怪鳥が完璧にそれを真似するんで、つらかった(笑)　それにしても観覧
車から眺める、既に暗くなっていてライトアップされている園内の景色はとても綺麗で、風も入ってきて心地よく、予想以上
に良かった。昨年のサウナ状態だった夕方の乗車は間違いだった…。花火もあったけど21時過ぎということで、出ることに
した。食事をして終わりのつもりで、駅前に戻る。で、駅の反対側（ホテル側）に出たんだけど、19時過ぎというのに商店
街はほぼどの店も閉まっている…。信じられない。仕方なくどんどん先に進むけど、全然店はなくって、たまにラーメン屋
とかがある程度。仕方ないので、八剣伝という串焼き居酒屋に入る。怪鳥だけがぎりぎり20未満だけど、まあ殆ど20なんだ
し、飲まなきゃいいか…ということで(？)　取り敢えずソフトドリンクを頼む２人。最初は、ドレッシングのフタを開けら
れなくて、握力より知力が…という「らしさ」を披露してくれた怪鳥だったけど…。アルコールが入ってからは２人の立場
が一転。実際その店のカクテル類は殆どジュースで、一気に飲んでも酒を飲んでいるとは思えない位だったんだけど…。酒
には弱いと言っていた怪鳥も別に殆ど酔ってない位だし、自分ですら全然平気なのに、１杯も飲んでない状態から既に言動
があやしくなりつつある I.T.サン…(^^;　何だか目が据わって来て、喋るのもやたらとスローに。やたらと震えるものに
興味を示したり、更に明石焼きをサラダの中に落としたりと、怪鳥のお株を奪うダメじゃない天然ドジっぷりまで披露。予
想以上の出来事に、I.T.サンは怪鳥の部屋に泊まることが決定…。うーん。何度か飲んでるって言うし、怪鳥ともちょっと
だけど飲んだことあるって言うから安心してた…というか、むしろ飲むと白くなるとかっていう怪鳥の方を心配してたとい
うのに、怪鳥の方がしっかりして見えちゃうほど。まあ、かなりヤバイって程でもなかったし、いつもとのギャップがやた
ら面白くて受けまくった。怪鳥は飲みが入ってもいつもとそんなに変わらないハイテンション振りだけど、やっぱ楽しいし、
良かったわ…。普通の店じゃなくて居酒屋で良かったかも。最後は、ビールとタバコがあれば完全おやじモードだった怪鳥
も笑えたし。それにしても、最後までひたすらビールメニューだったのに、一杯もビールのなかったテーブルがちょっと異
様な気がしたのは気のせい？　実際あんな店でビールも日本酒も飲まなかったのって初めて。怪鳥が、楽しいとそんなに酔
わないけど、つまんない席だとすぐに酔うとか言ってたけど、本当にそう。今回も変な風には微塵も酔わなかった。勿論、
出てくるのが弱かったってのもあるけど、いつもなら（前日みんなと飲んだ時も少々）すぐに鼓動のペースが変わるのに、
今回は全然。久々にかなり楽しく飲めた。前日も勿論良かったけど、なんつーか、気楽さが違う(？)　怪鳥は自虐ネタに
更に磨きを掛けて「げふげふ」言ってるし、I.T.サンは口癖が「にゃあ」から「がふ」に変わってるし、２人合わさると
もう他人を寄せ付けない位な世界を作り上げてるし…。本当に面白かった。ここ１年のいや〜なことが全て飛んでしまう程
に楽しかった。この余韻がどの位持続するかって問題はあるけど、ともかくもかなりリフレッシュ出来た。良かった…。
I.T.サンも無事怪鳥の家に辿り着けたということで、それまた良かった…。

２人を駅まで送ってからコンビニに寄ってホテルの部屋に戻ったのが23時前。K-1 を見ながら雑誌を読んだり、だらだらと。
K-1 は、また凄い試合があって、相変わらず面白い。K-1 が終わると、次は F1。既に別次元の速度で走る先頭２台はやはり
フェラーリ。今回も数々のドラマはあったにせよ、熾烈なトップ争いが事実上ないに等しかった今回のレースで一番しびれ
た場面はやはり、ライコネンとモントーヤのバトルだろう。カーブが続く中、ライコネンが仕掛ける。アウトからかぶせて
いき、カーブを抜けたところでモントーヤを横に追い出して抜き去った！　かっこいい…。思わず、大昔の中島のオーバー
テイクシーンを思い出したけど、それは蛇足。あとは、たまに勢い余ってファステストを叩き出しちゃいながらもバリチェロ
のすぐ後ろに着いて走るシューマッハが最後までバリチェロの護衛役を務め、ゆっくりと安定した走りでフェラーリの２台
が１−２でフィニッシュ。コンストラクターズタイトルの４連覇を成し遂げた。ドライバーズタイトルとあわせてでは３連
続という快挙となった。バリチェロも、シューマッハの護衛が必要のない程に完璧な走りで、初のポール→勝利を獲得。展
開と結果はいつもながらという感じではあったけど、良かった。それにしても、地方のテレビ(OHK)って…。番組中に突然
砂嵐になったかと思うと、暫くして復活。順調（というか普通）に番組が続く中、CM が突然途中でスポンサーの提供を告
げる画面に変わったり。番組そのものは、何事もなかったかのように続いたけど…。いいんか、CM 途中で切っちゃって…。
まあ、やたらローカルな CM があったりして、地方のテレビは面白い。津山の自動車販売所の CM だとか、やたら「ままかり」
を連呼する CM だとか…。

暫くこれを書いたりしてから、やっぱり眠気に負けて、２時過ぎには寝てしまった。
月曜日、最初に目覚ましに起こされたのが８時。それからずるずると寝て、ちゃんと起きたのは９時前。
シャワーを浴びた。最低限の設備＆小物は揃ってるから文句はそんなにないけど、進んでもう一度泊まる気には…。
よっぽどじゃなかったらもう利用しないんじゃないかな。安さは半端じゃなく魅力だけど。ドライヤーはフロントに行って
借りなきゃいけないとかで、髪も短くなってそれ程絶対必要ってこともなかったから、面倒だったし借りずに何とかした。
冷房と電気とお湯とテレビは使い放題だったから、そうそう贅沢も言ってられないだろう（って、それも贅沢か？）
それから帰り支度を整えながら、テレビ (やっぱり(?) OHK) を見ていた…。
多摩川のタマちゃんと、多摩川の話題をやっていた。まさか岡山で昔の地元の話題をテレビで見るとは。
何でも、10年間かけた汚染で70年代には工業用水より汚かった(14ppm)多摩川も、30年という歳月と努力の末に、今や鮎や
メダカの住む(2ppm)かなりきれいな川になった…ということだった。世田谷付近の中流でも鮎がいるという事実は凄い。
多摩川のその辺りというのは、もう20年以上前からつい７年位前まで住んでた場所だけど、今また行ってみたら何か変わっ
ていたりするんだろうか。川の水を最後に間近に見たのは、昔水位がかなり上昇した時だったような気がする…。そんな時
に見たもんだから、当然濁流で水は泥だらけで汚く見えてしまい、余りきれいという印象は未だになかったりするから。
それより、テレビショッピングで馴染みのある日本文化センターの電話番号の歌(？)が面白かった。「岡山ぜろはちろく〜」
と歌っていた…。大阪ぜろろく〜も最初聞いた時は、その違和感が面白かったけど、まさか、４音節の地名＋３桁の数字を
無理矢理あのメロディに乗っけるなんて。やっぱ地方のテレビは面白いわ…（そんなことで？）
＃その後、多摩川花火大会があったりした後、下流に泳いでいったタマちゃんは大勢の見物客を後目に姿を消したらしい

10時前にチェックアウトして、すぐに岡山に向かう。すぐに帰るのは勿体ないので、一旦岡山駅を西口に出る。
取り敢えず新幹線の切符を買おうとしたけど、前の人のせい無茶苦茶時間が掛かった。
それはともかく、結局17時近くにならないと指定席は取れないということで、自由席にした。何とも久し振り…。
まあ、時間に縛られずに町中をぶらぶら出来るという魅力はあるし、それでもいいかなと思って。
駅前の自転車屋には、大量のママチャリが並べてある。しかもわざわざ全てに「ママチャリ」と書かれている。
ここではママチャリがブームなのか？　というか、今時ママチャリなんて言葉を見るとは思わなかった…。
西口から津山方面に少し歩くと、あの IKUKO のロゴのある店を発見。関係あるのかな…。
更に先に行くと東京アカデミーだったか、そんな名の予備校があって、不思議な気分。
更に先に行くと山に当たるまでどこまでも〜になってしまいそうだったので、国道(180)にぶつかったところで右に転換。
その国道沿いに線路の上を越えて、駅の東側に出る。それから駅の方向に線路沿いに歩くと東口の近くに出た。
そのまま駅に戻るのも面白くないし、何かこっちの方が色々ありそうだったので、もう暫く散策することにした。
関東地方じゃ台風の影響で雨模様というのに比べて、こっちは晴れてて気持ち良い。
流石に瀬戸内海からは遠く離れている上に一応都市部だから、あそこまでの気持ち良さはないけど…。
東京じゃ小さい町の駅前にありそうな商店街モールを、店を眺めながら歩く。右手に小さいダイエーがあった。
ドレミの街とか書いてあったと思う。ヨシモトの名前もあったなぁ。何だったんだろう。
ダイエーも数階建てのスーパーのように小さいながら、幾つも専門店を誘致していて、大変だなぁと思った。
とは言え、地元では数少ない大型店に類するんだろうか。そうすると、それなりの需要はあるのかしらん。
月曜日の午前中ということもあって、人もそんなに多くなかったから、その辺は良く分からない。
ただ、岡山にしろ広島にしろ新幹線が止まるような大きな駅前も、東京の小さな街角程度というのが何とも。
24時間開いているような店が当たり前とか、ビルだらけとか、有名無名問わず数限りない店が建ち並ぶ日常の光景を思うと、
慣れとは恐ろしいものだな…と思う。本当はこういう方が普通なんだろうに。札幌も百万都市とはとても思えないしなあ。
尤も大阪や博多は若干違うけど。
暫く歩くと一帯の地図があって、県庁があるって言うんで見に行ってみようかと思った。ついでにうどんでも食べようかと。
いきなり大通りに出るのも勿体なかったから、少し古い町中を歩いてみる。
途中、山陰新聞と書かれた看板のある建物があったので、丁度新聞が買いたかったのと、地元の新聞ってのが好きだっての
があって、110円を入れて新聞を抜いてきた。地元の広告まで差し挟んであって得した気分。山陰新聞なんて初めてで嬉しい。
途中これと言って大した店もなかったし、駅前は東京の町にもありそうな店ばかりだったけど、車道をそれて町並みに入る
と、何とも言いようのない気分に襲われる。ふと、今までの生活全てを捨てて、こんな町で新しい人生をやり直したいとも
思う。所詮自分には無理な願望と分かっているのに。或いは何故か突然、ここで死んでしまいたいとも思う。何故だろう。
地方都市。自分が求める、穏やかで、しかも自分にも生活できる町。関西や中国地方の地方都市には、自分の求める何かが
ある…のかもしれないと思う。
通りに突き当たったので、そろそろ県庁？と思って、右に折れる。お役所的建物を発見したので、国道53号を渡る。
ちょっと小さいお役所風の建物の前に着いた。どう見ても県庁じゃない。見ると「岡山地方振興局」とあった。
ちょっと中を覗くと、普通の人が興味本位で入れなさそうな堅い雰囲気を感じたので素通りすることに。面白そうだったのに。
恐らく県庁は県庁通をずっと先に行くとあるんだろうけど、流石にもういいやと思って、今度は県庁通を通って戻ることに。
県庁通りってのは国道53号のその場所での呼び名なのかな？　駅前に続く通りに突き当たったので、右に折れ駅に向かった。
きょろきょろあちこちの店を見ていると、ふと「○○○桃太郎大通り店」と書かれた店の看板を見付けた。
道路標識を見ると、やはり「桃太郎大通り」と書いてある！　流石は岡山。何だかやっと岡山に来た！という気分（ぉぃ）
こんなネーミングの大通りがあるなんて、もう札幌の大通りとはレベルが違う。凄いわ…。誰がいつ名付けたんだろう…。
更に歩くとダイエーの入り口が見えた。さっき通ったドレミの街とかって通りの１本こっちが桃太郎大通りだったんだ。
暫く駅前とかをうろうろするけど、特に何もない。あるのは都市部にありがちな店ばかり。
そんな中、ふと OPA を見付けた。そういや岡山にもあったんだっけ。タワレコ以外はレディースばっかで、食堂もない。
早々に立ち去り、岡山駅に続く地下に階段を降りる。すると、うどん屋さんを発見。
どうせ自由席なんだから乗る前に食べて行った方がいいし、他によさげなところもないし、ここでいいかと立ち寄る。
入ろうとした瞬間目に入ったのは、棚に並んだ、うどん玉の入ったお椀。
そこは今まで見たことのなかった (というかこんなところにもあるものなの?!) セルフ形式の店だった。
一度は入ってみたかった (けど、普通は車がないと行けないような道路沿いにあるのが普通だから無理だと諦めていた) ので
ひとりで分かるかどうか一瞬躊躇ったものの、地元の女子高生までが当たり前のようにしてうどんを茹でてる光景を見て、
地元の人が普段から利用している店ならまあ間違いないだろうと思って入ることにした。それにしても、ぱっと見は東京に
いてもおかしくないような女子高生までもが、さも当たり前といった風でうどんを茹でている姿は、流石岡山(？)　何となく
可笑しくて、笑いそうになる。うどんは最初からある程度茹でてあるので、後は自分の好きなように茹でれば良いみたい。
まあ、麺は違うけど厨房にいたこともあるし、乾麺のうどんを茹でていた頃もあるし、普段から普通に料理をしているから
別段そんなに焦ることもない。最初はどうしようかちょっと焦ったけど (まあ道路沿いの店じゃないし最悪聞けばいいやと
思ってはいたけれど) 特に大したこともなく、好きな堅さになるまで茹でて、適当に具材を選んでレジ(？)へ。初心者が陥
りがちという 500円を超えてしまう罠には引っかからなかったものの、ついつい440円もかけてしまった。目標300円台だっ
たのに…。店内には、労働者風の男もいるし、若い今風なねーちゃんまでいて、本当に普通の店のようだ。
それにしても、文化とは言え、セルフが当たり前ってのも凄い地方だなぁって思う。全国的に見ても相当特殊な文化なのに
完全に地域に受け入れられているし、何しろファミレスやファストフードなんかと違って面倒な行程を含むというのに若者
にまで日常の中で利用されている。これは最近の傾向を考えると、本当に珍しく、面白い現象だと思う。だってこの時代、
全国隅々にまで文化の情報が行き届く訳だから、皆と一緒でないと嫌とか面倒は嫌いとかいう傾向から外れた自分達の文化
を素直に受け入れている若者がいる。これが全国区ならまだしも、限定された本当に一部の地方に特有の、ある意味泥臭い
文化なんだから。それとも中国地方一帯以外に、こういった文化は多かれ少なかれあるものなんだろうか。いつからあるの
かは知らないけど、そんなに古い文化じゃないだろうし、面白い現象だと思う。いつ頃発生したんだろうかとか調べたい。
＃きしめんなんかも選べるようになっている。OPA 地下にある「たわらや」という店のようだ (岡山日日新聞内ページ参照)
店内の若い客らが喋っている地元訛りを聞いていると、凄くほっとした気分になる。何故か知らないが、標準語より各地の
地元言葉の響きが好きなのだ。それを若い人が使っていると余計にそんな気分になる。ちょっとだけ居心地が良かった。と
言っても、山陰新聞を読みながら食べていたけれど。昼過ぎの新幹線には乗りたかったので、12時過ぎに店を出た。
地下から駅改札に向かう。野暮ったい店の多い地上とは違って、駅地下のレディースな店は結構いい感じ−というか普通？−
の店が多い。この辺り東京辺りとは逆の気がする。地上は余り開発が進まないから…とかってことなんだろうか？
お土産コーナーがあったので、色々と見てみる。怪鳥に聞いていたこともあって、一応試食もしてから銘菓「調布」を買う。
家族用には調布４つと吉備団子６つのセット。こじんまりとしてて４人家族には丁度良い。ただ、今日発熱して食欲も減退
気味という入院中の父親が、こういった水分けのないお菓子を食べられるかは…。一口切ってあげれば、どうだろうか…。
改札を抜け、新幹線乗り場に向かう。途中、児島、四国方面行きの在来線乗り場を見て、少し後ろ髪引かれる思いだった。
まあ当時の自分の精神状態が懐かしいという意味で未だ若干つらい土地でもあるし、友達に会いたいとも思ったけど、今は
親のこともあるし帰らなければならない。そうでもなければ、もう暫く瀬戸内辺りをひとりで旅してみたり、名古屋を訪れ
たかったりもしたけど、そんな気分だったけど。
お盆のＵターンラッシュの峠は過ぎたと言うけれど、岡山発の新幹線なんてない (多分) 訳で、ひかり号の自由席はほぼ満席。
先頭で中に入って座れそうだったけど、やっぱり座れなかった。通路で立ちながら雑誌を読むこと、40 分。新神戸に着いた。
そしたら横で座っている人が立ったので座ることが出来た。ラッキー。ただ、喫煙なので、後々苦しむことに…。
車内ではひたすら、この日記を書いたりしていた。寝たのは１時間足らず。ひかり号なのでのぞみより１時間位余計に時間
がかかる筈なんだけど、結構時間は短かった…。12時22分に出発して、東京に着いたのは16時12分 (だっけ？)。というか、
相変わらずうちの WindowsXP 君は良く落ちる。Explorer も落ちるけど、携帯でダイヤルアップしててトンネルとかで切断
されたからって OS 側で切断しようとするとそこで無反応になって結局 OS が死ぬ。強制再起動せなならんし、まったく…。
途中でも雨が降ってたりしたけど、東京は雨がやんだ後だった。台風も直撃をやめたようで、本当に良かった。東京の朝は
凄い雨だったらしいから、本当に最高のタイミングだったんだと思う。

帰宅して少し片づけしてからこれを書いたりしてたけど、眠くなって３時間ほど昼寝。
あとは父親の様子を聞いたり明日の予定を確認したり。
夕ご飯は、冷蔵庫のもので駄目になってたりしているのがあったりで食材に乏しく、結局ささみ＋うどんだった。
２食連続うどんだけど、久し振りに乾麺を茹でてみたら、やっぱり美味しいわ…。

今週末は本当にリフレッシュできた。明日からは気持ちを切り替えなければ。
というか、まだやること終わってないんだけど…

岡山名物
・禁断の果実（名物のご案内）

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・台風の影響で中央線特急２２本運休　高速も一部通行止め
・お盆のＵターンラッシュ、峠を越す
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・バリチェロが優勝　Ｆ１ハンガリーＧＰ
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・日朝赤十字会談・共同発表要旨
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　やばいことになってると思ったら、裏ではもっと…か…。これはちょっと半端じゃないことになってそうな…
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　これもまた眉に唾つけて見ないと。確かに出典はある程度信頼できそうではあるけど、どうにも分からんことも多いから
・欧州市場でも戦略行き詰まり　米ナスダック
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　今までなかったんだ。これで少しでも色々な見方をしてくれる人が増えたら…
・サル専門誌「モンキー」、４５年の歴史に幕
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・「ガチャガチャ」勢ぞろい　幼き日の無念晴らす大人買い
　今更そこまで入れこまんでもいいだろうに…
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　これ、実現するといいなぁ
・「積んだ」「濁った」高校生４割が書けず　国立研調べ
　う。幾ら何でも…。ひどいな…
・消え行く「森鴎外」「夏目漱石」　高校の国語教科書
　うう、こんなことが…（涙
・井伏鱒二らの単行本未収録作品多数、米国の書庫から発掘
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その他
・Linux Standard Base準拠、初認定
　おお、ちゃんと動いてたんだ。良かった
・銀行間ネットワークが20年ぶりに再編へ
　今からそんなこと可能なんだろうか…。というか、今やることじゃないような
・MySQLがオラクル、IBM、そしてマイクロソフトに挑戦
　汚い大人達に奴らの土俵に上がって対戦することがどれだけメリットあるのか知らないけど
・MSが無料のウェブ用TrueTypeフォントを公開中止
　うーん。なかなか面白い話題が展開されてるなぁ
・IntelとPCメーカが「MHzマーケティング」な虚偽広告で訴えられる
　これは面白いかも。確かにエンドユーザには分からん情報だよなぁ

眠すぎです。明日は８時起き…って、もう５時だ（汗