誰かと話したいのに話したくない。
電話口に出ないことを期待して電話する。
何をしたいんだ俺は。
昨日はやっぱり殆ど寝ないで朝から活動。保谷駅で不動産屋の車に拾って貰って、母親と弟と賃貸物件巡り。
病床の父親に見せるために、写真とビデオを撮って、ノート PC に移しておく(移さんでもええんやけど)。
結局3物件回って、論外の1物件は別としても、最初に見た 3LDK の少し古いライオンズが一番良かった。
池袋から急行で1駅。駅から徒歩1分。地下にはトランク。周辺には生活に必要な全てが揃う店群。勿論駅前も充実。
これならいざという時に癌研にも近いし、余り歩けない父親にとっては完璧。若干電源周りが気になるけれども。
これだけの物件で、幾ら逐年が古いとは言え、あの賃料は破格としか思えない。
更に別の不動産屋を回ったり、14時過ぎに池袋で食事をしたりしてから、病院へ。
寝ていた父親は気付くと、今日は絶不調と言ってまた寝てしまった。暫くして起きて話をしたりしたけど。
抗生剤の点滴を打って貰っても熱は下がらず 38.5 度。原因は不明。
明日に動注の2回目を予定していたけれど無理そうだ…。
物件の方は、写真やビデオも見た上で、それにしようということになって、急いで物件を抑えて貰う。
保証人を誰にしようかという問題もあるが、自分と叔父とどちらが良いのだろう。弟はなり得ないし。
夜になって、主治医の K 医師と話が出来た。
詳細な話は X 線写真を見ながらだったのでうまく文字にすることが出来ないのが多いけれど、大雑把には次のような内容だった。
結論としてはやはり、外科処置は不能なので、内科療法に頼るしかないが、その効果は賭けだということだ。
2.5mm 刻みの CT や増血剤を入れた血管の写真その他、数多くの写真を見せて貰った。
門脈が潰されている。これは無理ではないけれど、手術のかなりリスクが高いのだそうだ。でも無理ではない。
ただ、足側の大動脈周囲のリンパ腺に転移が見られ、くっきりと写っている。技術的に切除は不可能とのことだ。
更にそこまでリンパ腺への転移が広がっていると言うことは、リンパ腺だけに転移の広がりが推測される。
ということは、全身への転移が考えられ、それはとても取りきれないということだった。
また胆道も前後に別れる管は大丈夫なのだが、今後癌の進行が進んで潰されると、またドレナージが必要になるという。
HCC (肝細胞癌) には抗ガン剤が劇的に効くのだという。余命半年の人が6〜7年は延命するという。
CCC (胆管細胞癌) では、やはり普通の抗ガン剤による全身化学療法は効かない。全身投与では効かないという。
放射線も効かないし、ラジオ波熱その他の療法も全てダメだという。
ここで聞いてみた。CCC に抗ガン剤が効かないというのはもう 20 年以上も変わらぬ定説ではないのか、と。
つまり、この数十年の間に日米欧を問わず何らかの研究が行われ、今現在 CCC に関する治験の募集がないのか、と。
CCC に効く化学療法が存在しないという事実も変わらないし、そのような治験も存在しないというのが、答えだった。
残る手段はやはり、
動注療法しかないという。これは欧米では、すぐに諦めてしまうせいか、一般的ではないらしい。
薬剤は、5-FU とランダ (CDDP) を使うことが決まったという。
それで効果がなければ…という話もあったけど、澱粉質のものを使うという以外は特にメモしなかった。
微かな希望は、血流が少ないので効果がないと言われる CCC の動注療法だが、父親の場合は多少それがあるということ位か。
その後は月に一度の入院以外の生活の中で、何かおかしなことになった時にどうすれば良いのかとか話をした。
また熱が上がってきていることを話し、翌日の動注延期や、原因としては胆汁雑菌も考えられるからやはりもう1本管を通す方が
良いだろうというような話をした。動注の方も、カテーテルの太さを最終的には 12Fr(4.0mm) にしなければならないのに、結局
9Fr も無理だったとのことで、暫く退院まで時間がかかりそうだ。
それにしても、今回ドレナージの管を奥深くまで差し込んで胆汁バッグを不要に出来るように準備がされている訳だが、どの病院
でもこのようなことが出来るかというと、それは無理だろうということだった。実生活において何かが起こった時に不安になる。
一度実家に戻って残務整理をするにしろ、どこかに旅行に行くにしろ、少しでも不安要素を取り除きたいと思うのだが。
今日は、少しでも家のことをやりたかったのだけれど、ここ数日の疲れから、昨晩は食べずに寝てしまい起きたのは昼頃だった。
また腹の調子もおかしいし、早朝に母親からお願いされたこともやんなきゃなんない。
本当はそういった相談は自ら出来るようにならないとこれから困るだろうし、今ならフォローできるんだからと、母親を説得して
みたのだが、こうなると子供同然の母親は最後までやってみるとは言わなかった。本当に困ったもんだ。行く末が案じられる。
つまり今探している物件はあくまでも仮の住まいと言うことであり、父親が死んだ後に新たに借家を探そうにも、50過ぎた無収入
の母親がひとりで賃貸契約を結べるかという心配から、そういった相談をしたいということだった。勿論こんなのは素人が何人集
まってもどうにもならない訳で、不動産屋に聞いてみるのが一番。と言う訳で、母親がどうしてもやりたがらない(時間がないと
いうのも事実ではあるが)ので、幾つか不動産屋にあたってみた。勿論口実は、まだ検討中で具体化してないから参考までに教え
て欲しいということで、何も名乗ってはいない。相手には悪いが、仕方ないだろう。結論としては、無収入の者が契約するのは無
理で、息子なりが名義上の契約者となり、更に別の人間が保証人になるというケースが普通とのこと。また、保証人を重要視する
大家も少ないので、やはり契約者がどれだけしっかりしているか…という話になるようだ。困ったのは、契約更新がどうなるのか。
更新時に契約者が既に死亡している場合、どうなってしまうか。これは大家によるらしい。ある不動産屋の話では、事例としては
余りにも恒例の人に対して契約更新を断った大家がいるということもあるらしい。かと言って、事前に契約者が余命短いというこ
とを言ってしまっても、また…。やはり、定説通り、賃貸物件で最後まで暮らすというのは困難なことなのか。知り合いに大家が
いるとかであれば良いのだが…。
これから少し掃除したり買い物したりしてから、病院へ行く。時間がないなぁ…。
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