日曜日
今日はいつも以上に気力がなく、それでも何とか下らないものを見たりしつつ少し回復した。
昨日以上に暑い日で、朝から干した布団も昼過ぎにはかなり暖かくなっていた。
１０時を過ぎて突然暑くなったので、着るものを変更して出掛けた。
癌研に着いて、既に着いていた母親と、父親の隣に付き添う。
ここ数日は余り変化がなく、最悪の状況ではないが目に見える回復も感じられない。
実際、２４時間各種の補給を点滴で受けることで、ぎりぎり肝機能を維持しているという状態なのだ。
途中、従姉妹が２人やって来たが、丁度その時父親は浅い眠りに就いている時で、目覚めたのは２人が
帰った直後だった。
夜余り眠れなかったということで、昼間は何度も浅い眠りを繰り返している。
このまま１週間、そして２週間して、状態はどうなるのだろうか。
ここでもし肝機能に改善が見られたら、次は転院して食道静脈瘤の手術を受けなければならない。
しかしそれは当初の話と変わって、外来でと言うことになりそうだという。
今が絶対安静なのに、その直後外来というのは大丈夫なのだろうか。
また、転院先での入院期間も３週間はかかるだろうと言われている。
実際のところはまだ何も分からないけれど、そうなると心配なのは、その間本来の肝機能だけで体を維持
出来るのかどうかということだ。
今日は色んな話をした。いつもの普通の話もしたし、遺言めいた話もした。
若干気になるのは、昨日だったか、８０を超えて同じような病気で死んだ祖父と同じような状態を２０歳
前に体験しているような気がするといたような、少し弱気にも聞こえることを言っていたことか。
帰りは、もう少し寒くなっていた。刺すような冷たさはなかったが、昼間が暑かっただけに少し寒く感じた。

これだけ気力がないのは何故だろうか。
それより、普段の自分は全て普通であるように演技をしているだけで、それがひどく疲れる。
ここまで気力がないというのは、幾ら何でもおかしいと思う程。
でも、そうは思っても、それ以上は気力がなくて何も考えられない。
自分が今何をすべきなのか、何をしたいのかすら分からない。
自分が今何を求めているのかも分からない。
ただ何も考えずに、永遠に眠っていたい。

こういう時、以前は色々な友達に電話掛けて話をしたり相談してみたり気を紛らわしてみたりしていたけど
今はもう殆ど全ての人間関係を絶ってしまったから…。逆にそういう現状がこんな気持ちに拍車を掛けてる
んじゃないかという気もするのだけど。

数年前まではあれだけ気力があって、色んなことをしていたのが、まるで嘘のような日々…。


ニュース
・「フセイン元大統領を拘束」ＣＰＡ代表が発表
・農家下の穴ぐらに、抵抗せず　米司令官、拘束の様子語る
・「独裁者は捕らわれ人に」拘束発表の会見場に歓声
・
　な、何と。しかしこれが切っ掛けで米国は更に身勝手な道に進むだろうと予想。自分達だけの論理で自分達だけで彼を裁き、
　いつの間にか勝手にすり替えた戦争の大儀もこれで果たしたと言わんばかりの宣言をするだろう。そして、イラク国内、或
　いはヨーロッパ各国から、それぞれ別の意味で攻撃されるんだろう。しかし、本当に本物なのだろうか？
・住民税率を０６年度までに１０％に一本化　政府税調方針
　ほほう。所得税減税で…ねぇ。つまり、これからのウチの両親みたいな世帯が一番割を食うって訳だ。弱者に厳しく強者に
　阿るという資本主義の欠点を地でいくような政策だな。つまり、弱者は死ねと言っている訳だ。まあ、随分昔から政府って
　のはそう言い続けてる訳だが


久し振りのボタン付けは、コートの合わせボタンだったので難易度が高かった；
丁度良い糸もなくて、面倒になったので、段々布に無理させるような縫い方にしてしまった…。
というか、ボタン付け如きで面倒な思いをするとは、落ちぶれたもんだ。割に得意な方だったのに。
# とは言え、針に糸を通す才能に恵まれていたところで、そんなの役に立たないどころか、恥もいいところだ