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2011/03/31 07:37:04 今日の一言: (( 帰国 ))
・「餓死続出の宮城県花山村」はなかった 漠然とした不安、普段と違う心理状態の自覚を
(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/30/news023.html)
Twitter その他では多くの善意が広まっているが、その善意の中には悪質さの程度こそあれ致命的に迷惑なデマも多く混じる。
「自衛隊では支援物資を受け付けています。各県の県庁が窓口です」「超拡散希望】宮城県花山村はいまだ救助は来ず、餓死した赤ちゃんや老人が後を絶ちません…」これらは全てデマだ。
「悲惨な状態のようです。広めてあげてください」という善意の声すらもまたそのデマを広げていく。皆、その発信内容を確認せずどんどん情報を広めていく。
こうした流言、チェーンレター、チェーンメールはいつの世にも、人々の不安を煽り、瞬く間に広がる。
政府はこうした不安が国民の間に広がらないように導いていく必要があるが、国民の政府不信がここまで広がると難しい。
でも国民はもっと政府を信じ、政府は国を導いて行かなくてはならない。
それから、こうしたデマをデマと見破り、発信していくアンチパターンがもっと広がって欲しい。実際にデマをまとめたページを作っている人もいるのだけど、多分それだけじゃ足りないのだろう。
デマはある時、その善意の思いと裏腹に復旧業務を大いに妨げたり、風評被害により被災地と被災者を更に追い込む。
大気や水道水への放射能など、連日の報道に過呼吸に陥る程に精神的に耐えられなくなる人も多いという。
「水を見つけたら、とにかく買ってきて」「被害は何もないが、とにかく不安。何を信じていいか分からない」から何でも沢山買ってしまうというように追い詰められる人も確かに多いだろう。
冷静にと専門家が説明しても何も信じられない。
社会心理学の専門家が「現在、自分が普段と違う心理状態だと自覚する必要がある」「一部の極端な行動で多くの人が脅かされる。そういうことを皆が理解し、協力しようとすれば、パニックは避けられる」と話しているらしい。
その「一部の極端な行動」を政府が担っているのは結果論としてあると思う。
国はやり方を改め、国民はもっと賢くあろう。本当にパニックになる状況はもう過ぎている筈なのだから。
被災地の人達の強さを、被害の少なかった人達はもっと見習わないといけないとすら思う
・消波ブロック、津波には逆効果 切れ目に集中、堤防決壊
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300106.html)
こんな…。
こういう海岸は多いという。
こういう分析が後世の被害を減らしていくのだろう。
とある町では昭和の大津波などの際に「ここより下に家を造るな」という碑文を皆が信じて守って来た結果として全員無事という話もあるという。
しかし、普段の台風を防ぎつつ、津波も防ぐというのはどうしたら可能なんだろう。
素人だから分からないけど、消波と防潮の両方を兼ねる堤があるのか両方作れば良いのか…。
どちらにしてもそうしたことには多額の費用が掛かる。
そういった費用の捻出がこれから必要となってしまう事実が、また厳しい
・廃炉には「年単位でかかる」 原子力安全委
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300499.html)
原子力安全委員会は今回の原発事故について、きちんとマネジメントされていれば防げたはずのシビアアクシデントで、筋書き通りに進んでしまったと評している。
筋書き通りって!
それなら最初に言えよ…と思うけど…。後からは幾らでも言える訳で。
しかしフランスでは、福島と同型の原発で数年前に電源が失われた時のシミュレーションが行われていたそうで、今回の事故後の状況はシミュレーション結果と酷似しているらしい。
東電はそのようなことになる確率を、隕石が落ちてくる確率と同レベルに捉えていて対処しないことを決定していたそうだけど、今となっては何もかもが悔やまれる。そうしたことはその時点でもっと広く国民に知らしめて然るべきだっただろうことも含めて…。
無念で仕方がない
・本震の震度、5弱以上が新たに89地点 気象庁が修正
(http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201103300548.html)
東京でも何度も大きく揺れたから何となく感じてはいたけれど、こういう記事を読むと本当に全国的な災害なのだと改めて実感する
・20万匹を失った水族館「復興し、いわきのシンボルに」
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300238.html)
ああああああぁぁぁぁぁぁ………………。涙……
・「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」──米紙
(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/30/news022.html)
す、鋭い…。汗。
経済への影響は今後本当に問題となりそうだ
・建屋、特殊布で覆う案 内閣、放射性物質の飛散防止に
(http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY201103290495.html)
・原発損壊、鮮明に 民間無人機が撮影 福島第一
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103290527.html)
・原子炉・使用済み燃料冷却「相当の時間」 枝野長官
(http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201103300145.html)
・高放射線量、主因は15日朝の爆発 風で30キロ圏外へ
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300111.html)
・福島第二原発1号機から煙 タービン建屋の分電盤付近
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300382.html)
・退去命令権求め、原発周辺の警戒区域指定を要望 福島県
・第一原発南側の海水、放射性ヨウ素基準の3355倍
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300233.html)
・フクシマ支援、世界から続々 原発専門家やロボット派遣
今はどんな策でもやれるものはやった方が良い。
世界中からの支援を得て、あらゆる面であらゆる点を試して欲しい。
今後の為にも、そしてまた別の面での今後の為にも
・土壌150地点で調査へ 福島第一原発30キロ圏内除く
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300374.html)
・牛乳の品薄続く東北・関東 落ち込む生産量 容器も不足
(http://www.asahi.com/business/update/0330/TKY201103300476.html)
本当の被害。そして風評被害。
消費者はもっと賢くあろう。
風評被害に遭っている地域や人々の為に、そして自分達の為に
・「原発30キロ圏外でも避難勧告を」 グリーンピース
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300375.html)
取り敢えず、国の発表している数値が正しそうだということは悪いニュースではない。
判断が出来れば良いのだから
・ロシア戦闘機、放射性物質採取か 防空識別圏侵入
(http://www.asahi.com/international/update/0329/TKY201103290500.html)
どさくさに紛れて…と誰もが思う。
事実は違うかも知れないが、両国の間にある不信感はそうそう拭えない。
こんな時に悲しいことなのだけれど
・TDR、4月6日にも一部再開へ 営業時間は短縮
(http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103290519.html)
再開は旅行会社からの要望だという。
液状化が激しい土地というのに、園内は殆ど全く何も問題がなかったというのは本当に素晴らしい。
それだけのことが出来たのだから、今後もうまく機能するかも知れない。
ただ発電機については国の手続き簡略化が正しいのかはちょっと分からない…。
クリスマスまでには園内の電力の7割を自家発電で賄いたいとしているけど、緊急対策する必要があるのかは微妙だ。
ただ、こうした娯楽は必ず必要となるしその役割を期待されるだろう施設には頑張って欲しいと思う
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