以前何かで読んで、そうか…と思ったことがある。
それは我々 (と言っても一部の人間かもしれないが) が、テレビ番組やテレビゲーム等の映像を見て、そこに描かれる六角形に
輝く光に「リアル」を感じる時、実はそれは現実にはあり得ないものであって、既に我々の脳味噌は現実にないものを現実とし
て見てしまっているということになるという。実際そんなのは普段外にいて自然の中で見ることはなく、カメラレンズを通した
映像、またはここ数年のハードやソフトの進歩で様々な光源処理が可能になったゲーム機や PC のゲーム映像等でのみ見られる
ものだ。ゲームの方はリアルを追及する為に、現実の「リアル」ではなく、カメラのレンズを通した「リアル」をより現実に近
いものとしてシミュレートしているということになる…。現実と虚構というものの境界線は、かくもあやふやになっている。
たかが光源処理ならいいのだが、多くの体験が虚構で語られる日が来ないとも限らない。それが虚構であるとも知らずに…。
実際、戦争というのは世界中の一部の人々にとって、そのようになって来ているのではあるまいか?
今日は1月4日の日曜日。明日から会社。でも、まだ風邪が完治してないので病院にも行きたいし、ついでに用事も済ませたい
ので、明日は出来たら午後休暇を貰おうかと企んでいる。今日は朝から家のことをしたりしていた。その分、午後はゆっくり。
夕方になってからまた暫くやることをやったり、明日からの仕度をしたりする。朝から良い日和で、昼過ぎになると太陽も高く
なってきて、洗濯物やら何やら干したりしてたんだけど、夕方前になると一気に曇ってしまって、一部は生乾きのまま…。失敗
した。
書き忘れてたけど、先日、小松左京の単行本「地には平和を」(新風舎文庫版) を読み終わった。
やっぱり自分は SF とか好きだったんだなぁ…と改めて思う。
それはそうと、個人的には表題作の「地には平和を」はかなり物足りなく感じた。
それよりは次の「終わりなき負債」の方がラストが予想できなかった分面白かったし、「コップ一杯の戦争」は描写が一切ない
のにも関わらずこれだけリアルを感じられるものを書けるというのが凄いと思ったし今なおそれが現実と相違ないという事実に
愕然とさせられたという二重の意味で素晴らしいと思った。「蟻の園」も、蟻にとって訳が分からないという様を文章で表現し
ていたということに最後に気付かされたが、そこまで分からなかったことだけでなく、そういう表現そのものに驚いた。但し、
それまでが良かっただけに、最後の最後はちょっと頂けないと思ったが…。「失格者」は最初は良かったのに物語全体となると
ちょっと勿体ない気がした。「ホクサイの世界」も短いながら面白いが、ここまで来ると若干食傷気味。でも、自分が生まれる
前の作品ってことを考えると凄いが。しかしやはり何と言っても傑作なのは「紙か髪か」と「お茶漬けの味」で、確かにリアル
な描写は「紙か髪か」なんだけど (でも現代では通じないものばかり…) 「お茶漬けの味」は第一部が良かった。それなのに、
第二部はやたらと陳腐な展開で、何とか強引に最後に繋げたかったとしか見えなくなってる (或いはページ数の関係?) が余り
に残念。昔の SF だからやたらと時間旅行絡みが多いけど、それはそれで面白い。「時の顔」なんかも傑作に入ると思う。最初
は肝心な部分が端折られてるって思ったけど、実はそうではなかった。全体として、やっぱり小松左京は面白いと思った…。
ちょっとした驚き・
「ネットの脆弱さに警鐘」国立大研究員が個人情報を公表 いきなり朝日新聞1面に大見出しでトップを飾った記事。どっかで聞いた話だな…と思ってたら、いきなり office さんの
名前が出てたんで、ちと吃驚。これって、office さんが
自分の掲示板で謝罪していた内容には含まれていないことまで書か
れてるんだけど、幾らなんでもそこまで軽率なことしないだろう…と思ったんだけど…。あの高木さんのコメントまでつい
てるけど、これもこの記事全体に対するコメントじゃないし…。1ヶ月以上前の事件に関する記事で、しかも1面トップに
出す記事にしては…何とも未完成の印象を受ける。デスクは正月休みだったんだろうか? とは言え、そんな風に思うのは
この件を知っていたからで、何も知らなければ…。それはともかく、
Tea Room for Conference は、通りがかりから知った
かぶりまで含めて、だいぶ荒らされて来てる。何だかねぇ…。徐々にまともな意見も出てきてるっぽいけど、やっぱり本人
が出て来ないと収拾着かなくなる…のかな
ニュース・
正月三が日、東京は過去2番目の陽気 気象庁まとめ 確かに暖かかった。それは本当に良かったのだけど
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148人搭乗旅客機、紅海に墜落 名簿に日本人母子の名 正月早々こんなことが…
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90代女性、がれきの下から9日目に救出 イラン大地震 まだ埋もれている人がいたのか…でも助かって良かった…。まだ埋もれている人はいるのだろうか………
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八十二銀のATM、システム移行初日にトラブル どこもかしこもトラブルはあるんだなぁ…怖い怖い…
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「社会的責任」投資のカギ、企業に環境、人権の調査殺到 徐々にこうなってくんだろうな
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米大統領選、ブッシュ氏優勢 民主党はディーン氏リード 一時の気の迷いが世界を揺るがす…
今日の父親は、昨日以上に状態が悪く、殆ど昏睡状態で流動食も食べられず、まともに話も出来ず、ただただ眠っているばかり
だったという。出来れば行きたいのだが、まずは医者に行って風邪を治さなければ。自分自身はどうってことのない症状で普通
なら別段医者にもかからず薬も飲まずやっていける程度なのだが、こうなると事情が違う。もう腎臓もやられたようで肝臓もア
ウトで、そろそろ本当にもうダメかも知れないとは言え、まだ今日明日が峠とは言われていない。明日になれば医療チームも再
開する。現状を検討した結果を知りたいが、もう長くはあるまい。備えを早くしなくては…
昨晩明け方近くまでやることをやっていたというのもあって、昼過ぎまで寝てしまった。
起きて暫くすると、若干頭痛がして、微熱があった。
これまで喉の痛みや咳の症状はあったものの、ここまで潜伏期間が長いというのはなんなんだろう。
それでも家にあまり食べるものがなかった (実際にはあったのだけど頭がやや朦朧としていたのか) ので、散歩がてらぶらり
と外に歩きに出た。駅の向こうまでぶらぶら歩いて、それでもあちこちスーパーやその他の店等に入ったりしつつ、結局殆ど
何も買わずに帰宅。少し頭痛と熱を感じ始めていたのと、よく考えたら、そんな買うまでもなく何か作れば良いだけの話だと
気付いたから。
その後、少し片付けなどをしていると、母から電話があり、今日の父がすこぶる調子悪く、殆どとろんと寝てばかりで軽い昏
睡状態にあるということを告げられた。医者からも、中旬位までには本人の会いたい人に会わせてあげて欲しいと言われたと
いう。ただ既に昨日、母の兄夫婦やその娘達、更に父の実母、父の姉夫婦とその娘と会い、嬉しそうだったというから、もう
他にはいないだろう…。その後、夕方過ぎに少し起きて話せるようになったとの連絡があった。ほんの少しだけど、安心する。
ただ何故かビリルビン値は下降したものの腎不全気味ぽいらしくて…。完全に体全体の機能が衰弱してきているようだ。。。
余り寝ていたい気分でもなかったので、余り動かないようにしつつ色々なことをしていた。
親の家のことですぐにやっておかなくてはいけないことは昨晩してしまったので、今日は自分のことばかり。
それ以外にも今後の計画の続きもしなくてはいけないのだが、こっちの方は少しやる気力が足らなかった。
色々どうでも良いことを考えている。
まず個人的には、家族から一切縁を切られた状態にありたいと思う。そうすれば晴れて独り身になれるから。
昔は勘当なんてあったけど
今じゃそんな制度ないし、どうすれば完全に戸籍からも抹消されるか調べてみたのだけど…。
この「
過去の戸籍なんでも掲示板」ってとこで、初めて「
分籍」というものを知った。婚姻以外でこんなこと出来たのか…。
親から独立して…とあるけど、それでも実際にはこれで完全に「縁」が切れる訳でもなく…。
別に縁を切りたい訳じゃないんだけど、出来たら自分が死んでも気にしないでいてくれるとか、出生不明になれればいいだけ。
でも結局こんなことしても目的は達せられないのだし、意味ないかな。それにしても、この「
分籍のススメ」というのは激し
く極端に前のめりに思考停止してるように見えるけど、なかなか面白かった。なんで思考停止とか言うかってのを説明すると
長くなるので、ここでは割愛。面倒なので…。余り関係ないけど、
この話はちょっと面白かった。余り他人事じゃないので。
次にそもそも国籍がなければ戸籍もない筈と思ったのと、こんな国 (国というよりは日本国政府の治める地域という意味) に
これ以上いたくないという気持ちが高まっているという理由で、
日本国籍を失うにはどうすれば良いかも少し調べてみた。こ
んなの、国連本部に「どうしたら自分ひとりで独立国を作れますか?」と聞くくらいどうしようもないってことは分かってい
るけど、もうそういう質問すらしたくなる迄の気分になってしまってる。何というか、経済的なことや物理的な土地問題を抜
きにすると、自分の信条にあうような国はこの世界に存在しないと感じる。尤も、全て完璧に自分の理想通りなんてあり得な
いことなんだけど、それにしてももう我慢の限界に達しつつある。つまり自分は、この「人間の世」にはいたくないと思い始
めている。つまり自分は、この動物たちが暮らす世界、そういうものを生み出したこの宇宙空間から滅したいと思っている。
いきなり自殺してしまえば望みは叶えられるのだけど、色んな理由でどうにもそれは難しい。ならば…と思うのだけど、それ
すらも現実離れしている。とすると、まずは
無国籍となって日本を離れるのが一番なのでは…と思う。ただ自分みたいに決意
の鈍い、平和ボケした行動力のない人間に出来るかというと…。
そんなことより自分はごくごく小さい頃から戦争が起こるのを何とかしたかった。戦争反対を言葉で訴えたりデモなどの行動
で訴えても、すぐには何も変わらない。すぐどころか何千年経っても変わらない。それは勿論、少しは変わるけれども…。性
急な変化を望む者は、それをもっと直接的な行動、つまり武力やそれに類した手段、それはいつしか革命と呼ばれたり内戦や
戦争と呼ばれるようになることもあるが、そういったものに訴えようとする。でもそれでは同じ穴の狢だ。でももっと強力に
訴える何かがないものか…と思うのだけど、言葉よりももっと直接感情に訴えるもの…それは実は絵や写真じゃないかと思う。
ただ、それを以て訴える場所がないというのが最大の問題か。展示会やインターネットでは限界がある。何かないものか…。
・
NGO すべての武器を楽器に ピース(平和)メーカーズ(運動)ネットワーク(PMN)それはともかく、こういうのがあるのか…。どうせ死ぬなら何かの役に立って堂々と死にたい。
正月早々から、殺した殺された死んだと血なまぐさい事件が相次いでいるが、そういうのは取り敢えず排除しよう…。
それより、元日の電車内で「正月早々、駆け込み乗車はおやめ下さい」という車掌の怒りのアナウンスにちょっとウケた…。
ただ、
この事件だけは、何とも言えない気分になった…。
ニュース・
「被害者の痛み理解を」靖国参拝を公明・浜四津氏が批判・
韓国、異例の参拝中止直接要求 大使呼び抗議・
「最低の礼儀もない」韓国各紙が強い批判 首相靖国参拝・
人民日報、「傷口に塩塗る」と非難 首相靖国参拝で 首相はいつもの空虚な言葉だけでなく、真っ当な言葉を発して貰いたいと思うのだけれど。しかしこれで日本がアジアから孤
立するのは間違いない。米国は日本のことなど殆ど眼中にないし、日本はピエロみたいなもんだ。この先どうしていくつもり
なのか、国益をどうこういう人間なら考えて行動して貰いたい
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サマワで失業者ら2千人がデモ 騒乱の中、少年が事故死 自衛隊が自分達の要塞を築きに行ったところで、彼らに仕事を与えることが出来るのだろうか………
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スキー客38人乗せた観光バスが全焼、けが人なし 島根・
JAS機が滑走路に接触、1人けが 鹿児島・徳之島空港 早々から事故が多いが、人命に関わる大事故がなくて何よりだ…
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台形面積の公式など小学算数で「復活」へ 発展的内容で こういうゴタゴタに巻き込まれる子供は、本当に可哀想に思う
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スウェーデン製「ガムたばこ」、安全性めぐって議論に これはどうなんだろう。本国で長い間問題ないとされているというが…。それはともかく、煙がひどく苦手な自分にとっては
こういうものは幾らでも賛成なのだけれど
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XFree86コアチームが解散? ふぅむ。しかしこれから XF86 はどうなっていくんだろうか。皆の話を読むと、ますます分からなくなる
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G5とOpteron、どっちが速い? まあ、年末の余興みたいなもんだ
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祝! Tim Berners-Leeがナイト爵叙勲へ Web と騎士ってのは何とも似合わないものだ
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Linux Vserver:Linux で jail を jail って使ったことないんだけど…具体的にどんなに便利なんだろう
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NASA、彗星の「雲」採取に初成功 宇宙の謎を解く鍵 宇宙の謎か…。小さい頃から永遠の憧れだ…
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一人っ子家庭では「もう1人欲しい」が7割 厚労省調査 友達夫婦でも子供が2人以上というのは少ない。出来得ればもっと欲しいんだろうと思うのだけど…
ゲーム・
ソニックアドベンチャー デラックス いつの間にこんなものが…。まさか PC で出すなんて。しかも体験版…
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ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004 こっちもいつの間に。体験版
まだ風邪っぽさが抜けなくて具合が悪いし、暫く休んでいたい。何も考えたくない